【コーチング】愛について

こんにちは、こんばんは。貢献型webマーケティングコーチの中野です。

今までこちらのブログでは、思いついたことを随筆のようにずらずらと書き続けてきていたのですが、

これからはそれだけじゃなくて、ちょっとコラム風の記事も書いてみようかな、なんて思うようになりました。

 

とはいっても、そんなの書いたことないので、上手く書けるかはわかりません。

あなたは、文章は得意ですか?

僕は、人からは「中野さんって文章うまいよね」なんて言われますが、

自分では「うーん、いまいち」なんて思うことが多いです。

 

なんでかっていうと、

書けば書くほど、自分の思っていることから離れていってしまう感じがするからです。

あなたもなんとなく、この感覚わかりますか?

だけど、

本当に僕が考えていることは、実は僕が書いていることの方で、

「本当はもっとこう思ってる」みたいなもどかしい方の本音は、

実は本音じゃなくてただ僕がカッコつけたいだけの、

憧れなのかもしれない、なんていうふうに思っています。

 

今日はそんな、自分の心の表と裏、愛と不安についてのお話をしてみようと思います。

 

 

 

僕は思いついたことをよくツイートするのですが、

先日はこんなことをツイートしていました。

 

@yy_marketing 他人の不安を解消する決定的で唯一の方法は、自分を愛している人が、愛を示すことなんだろうな。

@yy_marketing 自分がいい人であることを証明するために心配性を演じる人って世の中には結構多いんだね。3分後には忘れちゃうのにね。

 

僕たちが学んでいるコーチングスクールである、トラストコーチングスクールでは、

この愛と不安というテーマをたくさん扱います。

 

扱うといっても、それでなにかをするわけではなくて、

個人個人がコーチングやコミュニケーション、自分の内なる対話を見直すための、

重要な視点として「愛と不安」という切り口を使う、というイメージです。

 

 

 

 

愛と不安とはなんなのか

コーチングの中で扱われる、愛と不安とはいったいなんのことを言っているのか、

ということをまずお伝えしていこうと思います。

 

例えば恋愛のある場面。

あなたが彼氏(彼女)の気を引きたくて、

わざとちょっと心配をかけるようなことを言ってみたり、

「ねえ、わたしのこと愛してる?」

なんて聞いてみたりする、

なんていう場面って、想像しやすいと思います。

 

これは、愛でしょうか?不安でしょうか?

 

もちろん決めつけることはできないし、

どんな場面でも愛が100%とか不安が100%とか、

そんな状況はほとんどないと僕は思います。

 

だけど、さっきのような状況は、

僕は不安が多いんじゃないか、と感じます。

 

なぜなら、

相手や自分の人生を思いやる発言ではなくて、

自分が一人にならないため、

自分が相手に受け入れられているのかを確認するための発言だからです。

 

「わたしのこと、愛してる?」

と聞くのは「愛してるよ」と言わせて、

そのあと逆のことを言い始めた時に「嘘つき」と言えるための、

言葉の人質(言質と言います)をとるための発言、とも言えます。

 

マズローの欲求五段階説で言えば、

3段目と4段目の、

愛とつながりの欲求と、承認欲求の多くは、

不安から生じている、と言えるかもしれません。

 

とは言え、不安が悪いと言ってるのではないのです。

 

人間という動物は、動物としては非常に弱いです。

野生動物と戦ったら、ほとんど負けてしまうでしょう。

だからこそ、人間はお互いのつながりである様々なコミュニティーを形成することで、

生きながらえてきました。今では万物の霊長、なんておこがましくも自分たちのことをそんなふうに呼んでいます。

 

そんな人間ですから、

実に様々な形でコミュニティーを形成します。

学校や会社、国、自治体、友達、家族、そして恋愛、などなど。

 

そういったコミュニティーのなににも所属できなくなること、

そしてそのコミュニティーの中で受け入れられなくなること、

これらは人間が人間として生きる以上、非常に恐怖なのです。

 

だから、人間が様々な人間関係の中で、

不安を抱くことはある意味自然なことと言えるのです。

 

どんな時に不安が芽吹くのか

とは言っても、いっつもいっつも不安でいたら疲れてしまいますよね。

いつも何かに怯えながら生活をすることは、

なかなかに耐え難いことではないでしょうか?

 

心理学者であるヴィクトールフランクルは、

どのような状況になろうとも
人間にはひとつだけ
自由が残されている。

それは
どう行動するかだ。

と語っています。

これは行動だけでなく、思考も同じ。

人間だけは、状況に対する反応を自分で選びコントロールする、

というスキルを、その頭脳の中に備えています。

 

だとしたら、

この自然発生する不安という感情を、

どのように扱っていけばいいのか、

どのようにコントロールしていけばいいのか、

ということも自ずと見えてくるかもしれません。

 

まず、僕たちは一体どんな時に不安を感じるのでしょうか?

 

先ほどもお伝えしたように、

僕たちはコミュニティーに参加できなかったり、

そのコミュニティーに参加できても受け入れられていない、

と感じることをとても恐れます。

 

こういうことは、普段の生活の中でもたくさんあるはずですが、

例えばとてもわかりやすいのが「しかと」です。

 

「しかと」されると、ものすごく悲しい気持ちになるのと同時に、

とても不安になりますよね?

 

他の人とは話しているのに、

わたしとだけは話してくれない。

 

なんていう状況があると、

どうしようもなく不安になります。

 

不安になると僕たちは行動ができなくなってしまいます。

真っ暗闇の中にいるのと同じような状態になってしまいます。

前に進むことができなくなってしまうのです。

 

不安には2種類ある

ただ、不安にも2種類あります。

それは

  • 出来事や状況に対して反応している不安
  • 立ち向かっていく未来への不安

です。

 

【出来事や状況に対して反応している不安】

人間は本来誰でも行動や思考をコントロールできるのですが、

そうとは知らずに生きている人が多いことも事実です。

そうなると、コミュニティーに参加し続けるため、そしてその中で「しかと」されないために、

無意識に不安から生まれる感情や思考や発言や行動が多くなります。

 

そしてそれは無意識に習慣化されていきます。

うちの父なんかそうですが、

なにかあればすぐに怒り出します。

 

自分が受け入れられていない、と感じるからです。

 

僕はすぐにいじけます。

 

自分が受け入れられていないと感じるからです。

 

こんなふうに人間には、無意識に繰り返してきた思考のパターンがあります。

それは習慣化されてしまっているので、

あたかも自動的に行われている思考と行動のように見えますが、

実際には無意識にも自分で作り出してきたパターンなのです。

 

習慣は習慣によって書き換えることができます。

これはあとでお伝えします。

 

もう一つの不安は、

【立ち向かっていく未来への不安】

です。

 

大きな目標を立てて、それに向かって突き進んでいこうという時、

人は未知の未来に向かって進むわけですから、

強い不安を感じます。

 

だけど、それが自分自身の愛から生まれた目標なのであれば、

その不安は「この目標は自分を成長させる目標だよ」というサインかもしれません。

 

飛行機が飛び立つ時には、

必ず翼に空気抵抗がかかります。

空気抵抗がなければ飛行機は飛ぶことができません。

これを揚力といいます。

 

これと同じで、

人間は目標に向かって高く飛び立っていこうという時、

必ず抵抗感を感じます。

 

つまりこの抵抗感は、

それがあるからこそ飛び立てる、というサインなのです。

 

もちろん、未知の未来は見たことがない世界なので、

ある意味暗闇と同じです。

だから当然不安になります。

 

それでも、その目標が自分自身の人生を大切にしようという「愛」から生まれたものならば、

それはあなたを成長させる不安です。

 

同じ不安でも、違う性質の不安がある、

ということを覚えておきましょう。

 

愛ある姿勢とは

さて、ではどうしたら不安は無くなるのでしょうか?

 

こうして紐解いてみると、

不安はそもそも「自分を守ろうとする本能」から生まれていることがわかります。

 

人間はコミュニティがなければ生きていくことができなくなります。

だから、自分を守るためにコミュニティに所属させようとする本能が働くのです。

 

つながりが欲しいのです。

 

それが得られないことが不安なのです。

 

なので、それを逆から考えてみるといいかもしれません。

 

そもそも本当に「自分を守る」というのはどういうことなのか。

 

人間は他の動物と違い、

思考と行動をコントロールすることができる、

というお話をしました。

 

翻って考えると、

「自分を守るための不安」は

非常に動物的な本能と言えます。

 

しかし人間は他の動物と違い、

未来を見据え、望む未来に近づいていこうとする能力があります。

 

動物は、昨日までの自分の習慣に今日の自分をなぞらえようとします。

なぜならば、昨日そうして生きてきたからです。

昨日までと違うことはしないのです。

 

だけど人間は、

昨日までと同じ行動を続けていることが、

決して「自分を大切にすること」=「自分を守ること」にはならない、

ということがわかっています。

 

それでも不安で怖いのです。

なぜなら人間とはいえ、やはり動物だからです。

その不安は「思考や感情の習慣」から生まれています。

 

その習慣に流されることが、

決して自分の人生のためにはならないことは、

本当は誰しもわかっているはずです。

 

なりたい自分になるためには、

自分を愛することです。

自分の人生を大切にすることです。

刹那的な感情に踊らされるのではなくて、

長期的に自分が幸せを味わえるように、

後悔なく生きられるように、

自分を愛するための判断を繰り返すことです。

 

そうすれば、それが新しい習慣になっていきます。

 

あなたが動物的か、人間的か、

それはあなたがどれだけ自分をコントロールすることができるか、

にかかっています。

 

だから、まず最初のコントロールは、

自分自身を愛すること。

自分自身の人生を愛すること。

 

そして、実はあなたのそういう姿勢が、

周りの人が自分自身を大切にするきっかけにもなったりします。

 

そうやって、たくさんの人が刹那的にではなく、

長期的に自分の人生を大切にするようになったら、

そのコミュニティはとっても平和で人間的なコミュニティになると思いませんか?

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