【コーチング】思い込みの扱い方

それは、思い込みでないと言い切ることはできますか?

 

 

こんにちは、こんばんは。

TCS認定コーチで、貢献型webマーケティングコーチの中野です。

今日もよろしくお願いします。

 

実は、貢献型webマーケティングコーチっていう肩書き、やめようかなって思ってます。

 

っていうのも、

この「貢献型」という言葉は

「金儲け主義」のビジネスの人たちに対する反発の気持ちが込められていることに

気がついたからです。

 

僕が本当に「貢献型」なら、

僕とポリシーが合わないビジネスのやり方をしている人たちのことは

そもそも気にしなくてもいいはずなのに、

僕はそこを気にして対抗意識で「貢献型」って言ってきているようでした。

 

となると、

お客さんへの貢献価値提供を100%に、って言ってる僕が、

どうでもいいことにエネルギーをたくさん使ってしまっていることになります。

 

これはエネルギーがもったいない。

 

そう気づいたのです。

 

あと、そもそもビジネスって他者貢献なので、

貢献型のビジネス、って言ってるってことは、

腹痛が痛い、みたいな言葉になっちゃうんですよね。

 

だからわざわざ「貢献」って言わないで、

もっと行動で示していきたいなって思いました。

 

正直貢献型の看板に惹かれて僕のところにきてくださってる方がたくさんいるのは

僕もわかってるので、

もしかしたら貢献型をやめたら、単純にお申し込みとか減るかもしれないんですけど、

それでもいいかな、って思ってます。

 

それよりも僕が、

無駄なエネルギーの使い方をしないことの方が重要。

 

 

問題は、

「じゃあなんて肩書きでやるの?」

ってところで、これが全然思いつかないんですよ。

 

今第一候補になってるのは、

信頼構築マーケティングコーチ

なんですけどね。

 

僕的には割としっくりきてるんです。

 

だって、マーケティングって信頼構築のことだから。

でも多くの人はそのことを知らないから。

だからそれを広めて行くっていう意味でも、いい感じかなって。

 

でも、これって今自分で書いてて思ったんだけど、

結局また「腹痛が痛い」みたいな言葉になってるか・・・。

 

うーん。もう少し悩んでみようと思います。

 

 

ということで今日の本題です。

 

 

 

人は思い込む生き物

 

コーチングの現場では、

クライアントさんの思い込みに関してたくさん扱います。

 

というより、クライアントさんにどんな思い込みや決めつけがあるのかを

どれだけの数見つけられるのかが、コーチとしての能力だったりします。

 

なぜならば、

クライアントさんは常に、

視点が限られた状態にある、という前提があるからです。

 

これはクライアントさんだけではないですね。

僕たちコーチだって同じ。

 

人は意識を限定して物事を見るように

脳ができているのです。

 

五感から飛び込んでくる情報を全て平等に扱っていたら

とてもじゃないけど脳がパンクしてしまいます。

人間としてまともな生活なんかできなくなります。

 

だから脳は必要に応じて情報を取捨選択します。

自動的に。

 

なので、同じ事柄を見ているとしても、

人によって見えているものは全くと言っていいほど違うものです。

そんなふうにして、人の視点というのは限られていくものなのです。

 

そしてときに人間はそんな限られた視点から

決めつけや思い込みを作っていきます。

 

 

 

そもそも思い込みとは

 

そもそも思い込みってなんなのでしょうか?

 

辞書で調べると

① そうだとばかり信じきっていること。

② それ以外にはないと固く心に決めること。

とでてきます。

 

そう考えると思い込みというのは

自分でコントロールしている思い込みと

自分がコントロールされてしまう思い込みの二つがあるということがわかります。

 

例えば

「自分は世界一のテニスプレーヤーなんだ」と

自分に言い聞かせ続けて、自分で自分に思い込みを作り、

その思い込みによってベストなパフォーマンスを発揮し

やがて本当に世界一のテニスプレーヤーになった、

なんていう場合は、

自分でコントロールしている思い込みです。

 

厄介なのはそうでない場合です。

 

思い込みにコントロールされている場合ですね。

 

思い込みにコントロールされている場合というのは

例えば物心つく前から習慣化されたり言い聞かされたりしてきた

「常識」や「慣習」などに対して、

自分が生きる世界ではそれが「間違いのない正解なのだ」

と信じて疑わない状態になってしまっているような場合です。

 

わかりやすい例でいうと

厳格な親元で育ち

「赤信号は絶対に無視してはいけない」

というふうに言われ続けた人がいるとします。

 

その人は「赤信号は渡らないのが常識である」

という強い思い込みを持つとともに

「赤信号を渡ることは悪いことだ」

「赤信号を渡る人は悪い人だ」

というふうに思い込んでしまっているかもしれません。

 

そしてそういう人を見ると

「なんかムカつく」

「悪いやつだ」

なんていうふうに思ってしまう場合があります。

 

これに関しては法律による正しさは一旦脇に置いて話を進めたいのですが、

赤信号は無視する人もいればしない人もいます。

ただそれだけのことです。

 

ところが思い込みを持ってしまっていると

そういう考え方ができなくなってしまいます。

 

そして、

そうやって自分で気づかない間に作られた思い込みに

自分がコントロールされてしまっているような場合、

その人は、

「それは思い込みである」ということに、

なかなか自分で気づくことができません。

 

思い込みとは

自分で思い込みだと気づくことができないからこそ

思い込みなのです。

 

 

 

こだわり

 

ところがこんなパターンがあります。

 

大人になりたくさんの人と触れ合うことによって

「なぜ自分は赤信号を渡る人をこんなにも嫌悪するのだろう」

と、疑問が生じ始めたとします。

 

そして他人からの指摘もあり

「どうも自分は、赤信号を渡ることはものすごく悪いことなんだという思い込みがあるらしい」

ということに気づいたとします。

 

この時点でこの人にとっては

本来それは思い込みではなくなるはずです。

 

なぜなら、

思い込みは、自分で思い込みだと気づけないからこそ、思い込みだからです。

 

思い込みだと気づいた時点で、それは思い込みではありません。

 

ところがその考え方の習慣をなかなか見直すことができません。

 

「赤信号を渡っているからって、あの人は悪い人じゃないはずだ」

「でも、見ているとどうしてもイライラしてしまう」

なんていう状況ですね。

 

 

これは、何らかの理由があって「こだわり」を持って世の中を見てしまっている状態です。

 

もう思い込みだということには気がついている。

 

ところが

「それもまた良し」と見ることを

自分が自分に対して許すことができないのです。

 

なぜ思い込みだと気づいているにもかかわらず、

そして、そこで無駄な怒りやエネルギーを使っているとわかっているのもかかわらず

そのこだわりを捨てられないのでしょうか?

 

 

 

こだわりを捨てられない理由

 

その人がこだわりを捨てられないのは、

そこに根深い不安があるからです。

 

そのこだわりを捨ててしまうと

自分が自分で無くなってしまうように感じるからです。

無意識にそんな自分を守るような心の働きを作動させてしまったりするのです。

 

でも

よく考えてみてください。

 

本当にそのこだわりを捨ててしまうと

自分が自分でなくなってしまうのでしょうか?

 

赤信号でも渡る人はいるし

その人は別に悪人ではない

ということを認めてしまうと

その人はその人ではなくなってしまうのでしょうか?

 

 

そんなバカな話があるわけがありません。

 

こう理屈で説明すれば

「それは確かにそうだな」

と思ってもらえるのです。

 

ところが当の本人は

 

「これは思い込みだとわかった」

「だけど、認めたくない」

という状況を作り出します。

 

なぜなら

「それを認めると、自分が自分で無くなってしまう感じがする」

という無意識が働くからです。

 

そこに潜んでいるものこそが

実は本当の思い込みなのです。

 

つまり

思い込みだと気づいたのにもかかわらず

それがこだわりになってしまい捨てることができないのは

そのこだわりを生んでいる別の思い込みがあるから

なのです。

 

必ずしもすべての事柄に対してそうである

という話ではありません。

 

あくまでも

そういう場合もある

という話です。

 

だけど

特定のシチュエーションで

なぜかわけもなく悲しくなる

わけもなくムカつく

わけもなくイライラする

どうしても自分にはできないと思ってしまう

なんていうことがあったら、

 

そこに思い込みはないか

その思い込みを生んでいる思い込みはないか

と、

誰かと一緒に話しながら

自分の中の思い込みを見つけてあげると

余計なエネルギーを使わない生き方に一歩近づけるかもしれません。

 

そして

そんなことをするのもコーチの仕事だったりするのです。

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