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コーチング集客の落とし穴

2018年03月29日

コーチングをビジネスにしていこうと思ったら、

「集客」ということは避けて通れないでしょう。

 

ですが、僕はコーチングのビジネス化を志している方にこそ、

「脱・集客」という考え方をお伝えしたいんです。

 

 

わたしのままがわたしだから

 

コーチングの集客とマーケティングの相性

 

個人で起業する人が増え、この流れはこれからも加速して行くでしょう。

 

そして、加速すればするほど「競争」みたいなことも言われがちになります。

 

すると、

「マーケティング」の考えがたくさん導入されてきます。

 

だから、

「起業コンサルタント」みたいな人も、

たくさん出てきてますよね。

 

あなたも、メルマガを取ったりしたことがあるかもしれません。

 

すると、決まって言われることがあります。

 

それは、

「求められることをやりましょう」

「独自の売りを見つけてNo.1になりましょう」

「差別化をしましょう」

などなどです。

 

これ、正しいんです。ビジネス的には。

 

だけど、若干コーチングの考え方と相性が悪いので、

そこをきちんと理解しておく必要があるんですよね。

 

 

コーチングをしているのに、相手に合わせた集客をしていると

 

よくある集客論。

これはつまり、

「相手に合わせろ」

ということです。

 

もちろん正しいんです。

 

正しいのですが、

きっと、コーチングを学んだ人には息苦しくなりやすいんじゃないか、

と思うんです。

 

だって、コーチングって、

・自分をよく知り、自己認識を深め

・自分の中にある、本当にありたい姿に気づき

・その姿を実現するために、目標を設定し

・その目標達成のために行動を起こしていく

そういうものですよね?

 

これって、

言い方はチーブになるかもしれませんが、

「究極の自分を目指す」

というような側面が強いと思うんです。

 

自分の中から不自然さを排除して、

より自分らしく生きる、

というともう少し柔らかいかもしれません。

 

 

ビジネスコーチングにしても、

ライフコーチングにしても、

コーチングって「より良く生きる」ために、

「より自分らしい究極の自分」を目指す、

そういうものじゃないでしょうか?

 

 

そして、

そういうコーチングを人に提供していこうと思うのは、

コーチであるあなた自身も、

「もっともっと自分らしく自然体で人生を楽しむ」ことに挑戦し、

その楽しさや素晴らしさを知っているからではないでしょうか?

 

 

その楽しさや素晴らしさを知ったコーチであるあなたが、

自分のビジネスのために、

「相手に合わせた情報発信をする」って、ちょっと違和感がありませんか?

 

それがどんなにビジネス的に正しくても、

視点の数が増えたコーチは、その違和感を放置することは難しいのではないでしょうか?

 

 

そもそも答えがない世界

 

コーチングを学んだ僕たちは、

「この世界にはそもそも答えはない」

「だからこそ問いを立てて成長していく」

ということを知っているはずです。

 

ですが、

なぜかビジネスのことになると「答え」を求めたくなる。

 

いや、

本当はビジネスに限らず、

他人に答えを求めたいっていう、弱い気持ちが、

コーチだって誰にだってあるんですよね。

 

だけど、

そういう自分を正当化したくなったり、逃げ出したくなったりする気持ちと向き合って、

自分を成長させていく難しさと楽しさを知っているのが、

またコーチという生き方でもありますよね。

 

だけど、

特に始めたての時っていうのは、

ビジネスに関してはやっぱり「正解」「答え」を求めたくなる。

その気持ちはわかるんです。

 

でも、

それを始めちゃうと、

コーチングをしていたはずなのに、

どんどんコンサル的な思考になっていってしまう。

 

コンサルタントが悪いわけじゃないけど、

コーチングを勉強してきた僕たちにとっては、

それってちょっと残念なことではないでしょうか?

 

せっかく、

答えがない世界の冒険を楽しみ始めたのに、

お金が絡んだからって「正解」「答え」を

他人に求めるようになってしまうなんて。

 

 

本当はわかってる

 

本当は無意識にわかってるんですよ。

 

「それはコーチらしくない」

って。

 

だから、

コーチングを学び、ビジネス化しようとする人が、

起業コンサルタントのところにいくと、

「コンサルの思うように言うことを聞かない」

といった現象が起きます(笑)

 

コンサル側は

「そもそも言うことを聞いてくれなきゃ売れない」

「コーチングなんて『答えはない』とか言うものはお客さん受けが悪い」

「何がベネフィットなのか説明しにくい」

という「正しい理論」を持っているので、

こんなことを言い始めます。

 

「コーチングは売れないので、別の形で売りましょう」

 

 

すると、

「お金になりそうなコンサルに、ちょっとコーチングというスパイスをふりかけた中途半端ビジネス」

が生まれます。

 

これは個人起業業界、特にコーチング業界で、

起きていることです。

 

 

キャラ売り

 

ただお金が稼ぎたい、ただ起業を成功させられればいい人はそれでもいいんです。

 

だけど、自分のコーチングをもっと深めたいと思っている人には、

そういう手法はやはり息苦しくなります。

 

だから、コンサルタントと決別したり、

起業塾から逃げ出したり、

というコーチがたくさん出てくるわけです。

 

こういう話をすると、

起業コンサルや起業塾が悪いと捉えられがちですが、

あながちそうとも言えないんですよ。

 

だって、

「正解がない世界」に飛び込んだのに、

「正解を他人に求める」という矛盾を作ったのは、

そもそもコンサルを依頼した側にある、とも言えますからね。

 

 

そこで出てきたのが、

「キャラ売り」

です。

 

これは特に女性に多くなりましたね。

 

ライフスタイルや自然体で楽しく生きてますよ感を、

SNSなどで全開に出して行くスタイル。

 

これはある意味で合理的かもしれません。

自分が自分らしく生きている、そのスタイルを誰かに伝えることで、

自分がそうなれた思考法=コーチングを伝えるきっかけを作っているわけですから。

 

 

ところがそのキャラ売りも、

若干行きすぎた感がでてきました。

 

その結果が2017年、SNSで話題になった、

「キラキラ起業女子」

です。

 

そして、

・本当はそんなことしたくないのに、とにかくやらなきゃと思ってやってる人

・楽しいつもりでやってるけど、ただの承認欲求になってる人

が、大量に発生することになってしまったんです。

 

 

コーチは「思考売り」

 

コーチングっていうのは、

質問をきっかけにして、新たな思考を起こしていく仕事ですよね?

 

ならば僕たちコーチの売りは、

「思考力」

です。

 

人にコーチングをするならば、

まず自分自身がセルフコーチングを習慣化できている必要はありますよね。

 

その過程で、コーチングを知らない人よりも、

一段二段三段と深い思考力が、鍛えられているはずなんです。

 

その思考力を客観視するための最高のツールが、

ライティングです。

 

ブログでもfacebookでもなんでもいいから、

自分の日常の思考力を書いていく。

 

そうすると、自分が何を考えているのかをさらに整理することができます。

 

・自分は何を思っているのだろうか?

・この思いを表現する言葉はなんだろうか?

・この表現は自分の思いを表現しているだろうか?

 

自然とそういうことを考えながら、

自分自身という人間を深掘りしていくことができます。

 

このプロセスは、まさにコーチングではないでしょうか?

 

そして、

ライティングによりあなたが自分を客観視し、

より純度の高い自分、あなたらしい自分、究極のあなたを目指す自分、

そこにたどり着くための道のりを書き記すならば、

これってとてもあなたらしいと思いませんか?

 

 

そしてその、

浅い思考ではたどり着き得ない、深い思考から滲み出る、

あなた自身の魅力が、

あなたを求めるお客さんを連れてきてくれるんです。

 

 

「え?魅力?」

って思うかもしれませんが、

一般的に言われる魅力とは違うとしても、

お客さんがお金を払ってサービスを買い求めるというのは、

そこに魅力があるからです。

 

 

あなたは、コーチングを学んだあなたの魅力で勝負すること。

そのために、媚を売ったり、コンサルや他人に答えを求めないこと。

 

オススメの方法としては、

自分の思考を書き記すこと。

 

それが、コーチとしての、コーチらしい集客の形ではないでしょうか?

 

この、集客のためにお客さんに媚びるのではなくて、

自分自身を深める過程でお客さんが集まる、この状態を、

「脱・集客」と呼んでいます。

 

USP、差別化、ニーズやウォンツ。

コーチはそんなのに媚びるのではなく、

「何が欲しいのか答えがない世界で『欲しい』を作る」

くらいの気持ちでいましょう。

 

ご参考まで。

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