【コーチング】グズ

子供の頃、母親からずっと言われていた言葉があります。

 

それは

 

「グズ」

 

僕はどうも動きがとろかったようです。

「早くしないさい、グズ」

と、とにかく母親によく言われた記憶があります。

 

実際に、そんなにたくさん言われたのかというと、正直よくわかりません。

とにかく、そういう記憶が色濃く残っているのです。

 

どんな時に言われたのか、というのも実はよく覚えていないのです。

 

そして、毎日何かにつけて怒られてたような気がします(笑)

 

それで、最近になって、子供の頃の自分って、本当にグズだったのか、

そもそもグズってなんなのか、というのを考えるようになりました。

 

少し調べてみましたら、グズというのは漢字では愚図と書くそうです。

意味は、ハキハキしないで行動や決断が鈍いこと。

ということだそうです。

 

そこで、ちょっと頭に「?」が浮かんだんです。

なぜかというと、僕は毎日のように母親に怒られていましたが、

それは大抵「余計なことをした時」でした。

いたずらとか、そんなことです。

つまり、行動や決断は早かったように思います。

そして、口から生まれた子と言われるくらい、ハキハキしすぎている子でした。

となると、僕は本当にグズだったのだろうか?

と、疑問が湧いてきました。

 

ただ、これを考えていた時に、一つの答えも見えてきたんです。

それは何かというと、

「確かに、動き始めが遅いことはあった」ということです。

動き始めてしまえば脇目もふらず猪突猛進、やりすぎて怒られる、僕はそんな子供でしたが、

親から言われたことに対して、動き始めるまで、動こうと決めるまで、

これは確かに結構時間がかかるタイプだったと思います。

 

つまり、僕が母親から言われた「グズ」は、

言われたことに対して「動き始めるのが遅いこと」だったみたいです。

 

そう考えると、「すぐにやる」ということはすごく大事なことのように思います。

熟慮に熟慮を重ねて、石橋を叩いて叩いて、そんなタイプの人も世の中にはいます。

 

ただ、何かをしたい、何かを成し遂げたい、何か新しいことをしたい、

そんな風に思っているときは、考える前に動きだす、ということも大事なように思います。

なぜなら、新しい事、つまり世の中にまだないことをしようとするときに、考えたところで答えは出ないからです。

起きるかもしれないネガティブな事象なんていくらでも思いつくことができます。

そして、そんな起きるかわからないネガティブな事象を思いついてはその対策を考えて、

考えているうちにまたネガティブな事象を思いついて、また対策を練る。

そうしているうちに、時間がなくなっていってしまいます。

 

そうこうしているうちに、動かなかったことが失敗になってしまう。

そんな思いをするくらいなら、まずやってみる、という気持ち、そして行動が大事なんだな、と思います。

 

今は母にとても感謝していますし、もちろんグズなんて言われることもなくなりました。

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