中野(以下な)
「あなたが、いつも俺を見すぎてる。だって必ず目が合うからね!!!」
クライアントさん(以下ク)
「え!確かに・・・私、人のこと見すぎなのかも・・・ ゆきさんにも言われた。すごい私のこと見てくる!って」
な
「さぁ、それはなんの才能かな?」
ク
「なんだろう?観察?」
な
「分析思考かなぁ」
ク
「人の顔見て分析してるのか。あ、確かにそれはあるかも!高校生のころに、先生の顔を観察して似顔絵を描いて、友達が面白がってくれたからかも!」
な
「面白いねー」
ク
「勉強嫌いだったおかげですね。でもこれは何に生かせるんだろうなあ」
な
「例えば、クライアントさんが思うように結果を出せていない時に、自然と原因を分析したりしてることはないかな?」
ク
「ああ、それは考えます」
な
「それって、みんながみんなやることではないんだよ。」
ク
「えーそうなの・・・」
な
「才能は、自然とそうさせるんだよ」
ク
「えーそうなんだ・・・」
な
「だから才能なんだよ」
ク
「自分しか知らないから、みんなやってると思ってた」
な
「そう、みんなそう思ってる。知らなければね」