コーチングでは目標設定が重要という話を前回しましたが、
目標を設定するときに生まれるのが「未来に対する不安」
この未来に対する不安っていうのは本当に厄介で、
目標を設定していないときにも生まれる。
不安と恐怖っていうのは言葉の定義では、
不安は対象物がわからないときに生まれる感情で、
恐怖は対象物に対して生まれる恐れの感情
とするならば、
不安っていうのは目標が明確に建てられていないときに生まれるようなもの、
と考えられるんだけど、
とはいえ実は目標があってもなくても、
未来に対しては不安が生まれる。
それはなんでかっていうと、
未来は一切存在していないから。
あなたが何をどう考えていようが、
自己啓発しようが、
引き寄せととか言おうが、
1秒後の世界はどうなるかわからない。
今夜眠って意識がなくなったら、
明日目がさめるかどうかなんかわからない。
そう考えると、すべての未来は不安の対象になる。
逆に言えば不安っていうのは未来のことなのかもしれない。
じゃあ、1秒後どうなるかわからない未来に対して、
不安を抱いていることっていうのは、
自分の未来をよりよくするだろうか。
いま不安で動けずにいることは、
自分の未来をよりよくするだろうか。
いずれにせよ、
1秒後はどうなるかわからない。
だからこそ、わからない未来を少しでも明確化するために、
「こうなりたい」「こう生きたい」という目標が必要で
その目標を立てる意味は、
「常により良いいまを過ごすこと」
なのかもしれないですね。