コーチングセッションは、目標達成を目的として行われます。
ということは、
目標を設定しなければ始まりません。
目標を設定することなく行動するのは、
ある意味目印のない森の中で彷徨うのと同じ状態と言えます。
森の中には食べ物もあるかもしれないし、飲み物もあるかもしれない。
だけど、夜が来れば冷え込み、暗闇から何が襲ってくるかわからない。
そんな不安定な状態で、
どこに向かっているのかもわからず歩き続けることを、
あなたはどう思いますか?
さて、
自分の人生をより良いものにしようと思ったら、
やり方は簡単です。
「より良い状態になるまで、最後までやり続ける」
ことです。
と、言葉で言うのは簡単ですが、
たいていの場合、大切な概念が抜け落ちています。
そしてその大切な概念を見落としたまま、
言い訳を連呼して結局どうにもならない、
そんな人が世の中には多いのかもしれません。
大切な概念、それは何かというと、
「最後までやり続ける」の「最後」が一体なんなのか、
ということです。
「最後」の状態が不明確なまま、
最後までやり続けよう、なんて言っているのは、
死ぬまで森の中で彷徨おう、と言っていることとあまり変わりません。
この「最後」の正体が「目標」です。
だから、コーチングセッションは、
目標設定なしには始められないのです。