こんにちは、こんばんは。
TCS認定コーチでマーケティングコーチの中野です。
僕はコンビニに行くのって結構好きなんですよね。
近所に何軒かあるのですが、一番よく行くのはファミリーマートです。

いらっしゃいませー!
近所のコンビニでの出来事
以前うちの近所のファミリーマートであった出来事です。
そこのファミマでは、入り口を入って右側すぐのところに、
雑誌売り場があって、書籍なども少し置いてあります。
新しい話題の本なども多く置いてくれるようなお店で、
実は僕のクライアントさんが新しい書籍を出版すると、
すぐにそこに並んだりします。
今回の出版に際しても、
その本がしっかりと陳列されていたのですが、
その日、その本が売り切れになっていました。
あーー、よかったなー、売れたんだなー、
って思いながら、僕は雑誌「LEON」を手に取りました。
ファッション誌ってほとんど読まないのですが、
LEONだけは読むんですよね。
なんとなく、イタリアちょいワルみたいなファッションに
憧れがあります。
そしてLEONを手に取り、
飲み物の売り場に行きました。
ビールを買いに来たのです。
そしてカゴにLEONとビールを入れて、
僕はレジに行きました。
「いらっしゃいませ!」
感じの良い女性でした。
レジにて
雑誌一冊とビールだけですから、
すぐに終わります。
「○○円になります!」
と。
僕はお金を用意していました。
そして、
「雑誌とビールは袋を分けてもよろしいですか?」
と聞かれて、
「はい、お願いします」
と。
「ありがとうございました!」
そして、その袋を持って家に向かって歩き始めたのですが、
何か気分が良いことに気づきました。
なんだろうな。この気分は。
と、不思議に思ったのです。
よくよく考えてみたら、
レジでかけられた言葉がいつもとちょっと違ったんです。
わかります?
どんな言葉だったか?
「雑誌とビールは袋を分けてもよろしいですか?」
と聞かれました。
普通、というか、よくある聞き方って、
「雑誌とビールは袋をお分けしますか?」
というような聞き方だと思います。
僕だけかもしれないんですけど、
「お分けしますか?」
って聞かれると、
なんとなく、
「面倒をかけるのも悪いな」
というような気持ちがほんの少し芽生えます。
例えば、お弁当をあっためてもらった時、
「お弁当とお飲み物は袋をお分けしますか?」
と聞かれると、
まあ、家からすぐ近くだから、いっか。
面倒かけるのも悪いし。
というような気持ちがちょっとあります。
同じような状況の時に、
「お弁当とお飲み物は袋をお分けしてもよろしいですか?」
と聞かれたら、あなただったらどう思いますか?
僕だったら、なんというか、
とても気持ちが楽だと思います。
「あ、はい」って。
それだけで済んじゃうし、特に悪いなって気持ちもしない。
「雑誌とビールは袋をお分けしてよろしいですか?」
そのアルバイトの女性が、
意識してその言葉を使っていたのかどうかは分かりませんが、
ほんのちょっとした言い回しの違いで、
こんなに相手への印象が違うんだなと、
とても勉強になりました。
暖かいサービス提供、
暖かいマーケティングは、
日々のこんな出来事からも、
学んでいけるのかもしれませんね。