信用と信頼って何が違うのでしょうか?

信用と信頼の違いってなんだろう?
あなたがお客さんから得たいのは
「信用」でしょうか?
それとも
「信頼」
でしょうか?
銀行で考える信用と信頼の違い
僕はよく
「信用と信頼の違いってなんだろうな」
って考えます。
信用と信頼の違いを説明できますか?
例えば
銀行ってお金を貸してくれますが
銀行は僕たちのことを
「信用して」お金を貸してくれるのでしょうか?
それとも
「信頼して」お金を貸してくれるのでしょうか?
普通は「信用」ですよね。
「信用貸し」
という言葉はあるけど
「信頼貸し」
という言葉はありません。
こんなところから紐解いていった
僕なりの「信用と信頼の違い」ってどんなものかというと
条件付き = 信用
無条件 = 信頼
なんじゃないかな
と思います。
銀行でお金を貸してくれるときは
例えば「保証人」とか「土地を担保」に入れることを条件に
「信用」してお金を貸してくれますよね。
銀行で
「あなたを信頼してお金を貸します」
って、ちょっと現実的じゃないですよね。
だから
条件付き = 信用
無条件 = 信頼
というわけです。
僕たちが得るべきなのは信用?信頼?
では
僕やあなたがビジネスをしていく上で
お客様から得る必要があるのは
「信用」だと思いますか?
それとも
「信頼」だと思いますか?
僕は
断然「信頼」です。
こうしてブログを書いたりしながら
読者さんと「より強い信頼関係」を構築できたら
もっともっと貢献できるな
って考えています。
なんでかというと
僕が本当の意味で読者さん貢献するためには
読者さんが僕のメール講座を通じて
なんらかの「行動」を起こす必要があるからです。
当然ながら読んでるだけじゃ
読者さんのビジネスのお申込みが増えるとか
そういう変化は起きないですよね?
・プロフィールを書き直してみる
・ブログの書き方を変えてみる
・貢献価値を見直してみる
などの実際の行動が必要です。
だけど
「新しい行動」を起こすのって
ちょっと怖かったりしますよね。
安心感がないと、人は行動することができません。
そして、
新しいことをする怖さを安心感に変えるのが
「信用」じゃなくて「信頼」なんじゃないかと
僕は考えているんです。
例えば赤ちゃんはお母さんを
無条件に「信頼」していますよね。
そしてお母さんがいるからこそ
安心して行動できますよね。
それと同じだと思うんです。
「起業家たるもの新しいことを恐れずにチャレンジする!」
そりゃ、そうなのかもしれないし
多分すっごく正しいんですよね。
だけど
怖いもんは怖い。
そう思いませんか?
僕だって、怖いですから。新しいことをするの。
でも
怖いけど
それでもやっぱり理想に向かって前進していきたい。
そう思う人を応援するのが僕みたいな仕事なんじゃないかと
僕は思うんです。
だからこそ
もっともっと「貢献」するために
「行動」してほしいし、
そのための「安心感」を感じてほしい。
だからこそ
読者さんともっと強い信頼関係を結べる僕になりたい
と僕は思うんです。
信頼関係を結べるビジネスって
一体どんなものなんでしょうか?
ビジネスは先に与えることが大事なの?本当に?
実は、
僕はずっと違和感を感じていることがあるんです。
それは
「ビジネスは先に与えることが大事です」
「徹底的なgiveが大事です」
というスタイルの集客方法です。
これにすごく違和感を感じています。
っていうと
「え?中野さんもそうなんじゃないの?」
って思うかもしれませんが
明確に違います。
何が違うのか
そしてなぜそのスタイルだと信頼関係を構築しにくいのか
ではどうしたら信頼関係を構築できるビジネスになるのか
それをお伝えしますね。
まず
「先に与えるんです!」
「先に徹底的なgiveをするんです!」
っていうスタイルって
「裏の意図」がありますよね。
口にしていないし
文章にもしていない
そんな「裏の意図」があるのってわかりますか?
それは
「先に与えるんです!(だから後から申し込んでください)」
「先に徹底的なgiveをするんです!(そうすれば後からtakeできるから)」
です。
もちろんそんなことは口には出さないし
もしかしたら自覚しないでやっている人もいるかもしれません。
「先に頑張っておけば、後でいいことあるかも」
「損して得とれだ」
みたいな感じで。
でも
これって発言していることと
実際に思っていることにズレがある状態ですよね。
もっと言えば
本音と建て前がある状態です。
むしろ
「先に無料ですっごい情報提供するから
後でぜひ有料のサービスに申し込んで下さいね!」
って言ってしまう方が正直なようにも思えてきませんか?
極論を言えば
「先にどんどん与える」
っていうのは
「後から申し込みをもらうために
先に与えている」
ということになります。
なぜこのスタイルだと信頼関係を築きにくいのかというと
そこで注がれる愛情が無意識に「条件付き」になるからです。
「申し込みをもらうために与える」をやってると
「申し込みをくれる人はいい人だから愛情を注ぐ」
「申し込みをくれない人には愛情を注がない」
無意識にそんなふうになってきてしまいます。
もちろん無意識の働きなので
自覚はしにくいかもしれません。
また
自分自身も言っていることと
心で思っていることが違ってきてしまうので
無意識に自分自身を信頼できなくなってきます。
その表れが
「申し込みをもらえる自分はいい子。だから愛せる」
「申し込みをもらえない自分はダメな子。だから愛せない」
という無意識の心の動きです。
お申し込みをもらえないと
だんだん焦ってきたりするのは
こういう心の働きがあるのかもしれません。
そうすると読者さんから得られるのも
「条件付きの信用」になってきてしまいます。
どうしたら自分自身からも人からも信頼されるビジネスを作れるのか
ではどうしたら
自分自身を信頼しながら
読者さんからも信頼してもらえる、
そんなビジネスを作っていけるようになるのでしょうか?
その答えは
あなたが「心からやりたい」と思う
「情熱を注ぐことができる」
そんな「貢献の形」を先に見つけることです。
売れそうだから、とか
儲かりそうだから、とかじゃなく
本当にやりたいことで貢献していく
ということです。
そうすると
「先に与える」という意識がなくなります。
そもそも
「後」があるから「先」があるんです。
あなたが情熱を注げるような
「これを知ってほしい!」「これは絶対いい!」
って思うようなものがあったら
それを知ってもらえること自体が喜びになります。
お申し込みが入らないことが不安ではなくなります。
情報を発信していること自体が楽しくなるからです。
そして不思議と
楽しく不安がない情報発信をしていると
そこにお客さんは集まってきます。
なぜならそこには「信頼関係」が生まれるからです。
「裏の意図」も「不安」もないからです。
「不安」な情報発信は
読んでいる人も不安になります。
不安だからこそ
安心材料になるような「条件」が必要になってしまうんです。
それは「信頼」ではなく「信用」になってしまいます。
あなたが
「あなただから申し込みます!」
って無条件に言ってもらえるようになるには
あなたが無条件で「やりたい!」と思えるような
貢献の形を見つけることが大事、ということです。
なんて
偉そうに言ってますが、
僕だって完璧にできているわけじゃないです。
「こんな中野だから信頼してください!」
なんていう気もないです。
ただ
やっぱり僕は僕が情熱を傾けている
「貢献型webマーケティングコーチ」
というお仕事で
もっともっとたくさんの読者さんやクライアントさんに貢献したい。
喜んでほしい。
だからこそ
もっともっと読者さんやクライアントさんから
信頼される僕になりたい
と思っています。