人への貢献の前に、
まず自分の幸せのために
自分に貢献しましょう。

自分への貢献に、温泉でもいかが?
人って、
どうしても生き方の「癖」を身につけていく中で
その「癖」を評価軸にして
極論で話を決めてしまいやすくなる傾向があります。
要はその方が脳が楽だからです。
そうなると何が起きるのかというと、
「人への貢献は正しくて、自分への貢献は正しくない」
「自分への貢献は正しくて、人への貢献は正しくない」
っていう、
どこかに「正しくない」ものがあることが前提となった
善悪論みたいな話になってきます。
善悪を決めるのは価値観
そもそも事柄の善悪を決めているのは、
その人の価値観であり世界観です。
だから物事そのものに正しいも間違ってるもないのです。
例えば
自分だけの視点で物事を見ると、
独りよがりの世界になる。
他人だけの視点で物事を見ると、
人に合わせるしかできない他人軸人間になる。
人や自分を客観視する視点だけで物事を見ると、
自分や他人に興味が持てない無味乾燥人間になる。
って言われたらどう思います?
ここで
「え?じゃあどうすればいいの?」
って思ってしまっているとしたら
それがつまり極論思考です。
バランスが大事
3つの視点それぞれに特徴があることを受け入れた上で
それぞれを時と場合によってバランス良く使えばいいんです。
それと同じ。
まずは自分への貢献をしていくこと。
それができるようになると
自然と他人に貢献したくなるものです。
なぜならその時点で
他人に貢献することも自分への貢献に変わるからです。
さて、そんな前提があった上で
じゃあどうやって自分に貢献するのか、
っていう話です。
こんなメールをいただきました。
最初、私は自分が何かを習ったり勉強したりすることが
(世間的な意味で)いちばん必要な気がしていたんですけど
どうしても、何か気乗りしないんですね。
どうやら、自分にとっていかにも良さげだと思う行動のほとんどが、
「自分自身の不安の解消」を目的としたアリバイ工作にすぎなかったようで。
中野さんのおっしゃっている、
自分への貢献がまずは先という意味がわかった気がします。
で、自分への貢献。ということになりますが、
でもどうやって?
というところで、なかなかアイデアが出てこないんですね。
自分の思いつくアイデアって、
自分の経験則と想像の範疇に限られていることに、
少しこころもとなさを感じています。
そう、つまりこういうことですよね。
それがいいってわかってても
具体的には何をすればいいのかが
なかなか思いつかない。
だって
思いつかないからこそ
今までやってこなかったんだもん!
っていうような状態だと思います。
自分への貢献はここから始めよう
もし
自分への貢献のやり方がわからない、
そんなふうに感じていたら、
まず最初にこれをやることをお勧めします。
それは
「掃除」
です。
え?
掃除???
なにそれ?
それが貢献????
って思われるかもしれませんが、
でも、本当に
「掃除」
です。
今も掃除やってるよ、
って思うかもしれません。
だけど、
今まで以上にこだわって
楽しんで掃除するんです。
「この順番でやったら効率がいいかな?」
「ここからここまでの掃除を何分までに終わらせよう!」
「あの道具を買って、ここをもっとピカピカにしよう!」
「どうしたらもっと綺麗になるかな?」
なんて考えながら。
そうやって掃除していると
どんどん掃除を楽しむことができるようになります。
世の中に楽しいことなんてない
世の中には
「もともと楽しいこと」
なんてないんです。
それを
「自分が楽しむ」
ことしかないんですよね。
掃除って一生懸命やると
本当に楽しくなってきます。
そして、
目に見える成果としてお部屋が綺麗になります。
この
・楽しい
・綺麗になる
という感じが、
自分への貢献です。
つまり
自分の生活をより楽しく
そして
自分の生活をより快適にできるようなこと。
何も、難しいことじゃなくたっていいんです。
生活を快適にするようなことの中で
今よりももっと楽しくできそうなことを見つけて
それをもっともっと楽しくやる。
それこそが
自分自身への貢献の第一歩になります。
僕は朝5時に起きて
5時から6時までは読書をしています。
6時に洗濯機を回しはじめ、
お風呂を掃除し、お風呂にお湯をはります。
そしてメールの返信を始めます。
6時30分くらいに洗濯機が止まったら、洗濯物を干します。
それが終わったらトイレの掃除。
トイレのマットとスリッパを部屋の外に出して
コロコロで綺麗にします。
そして、トイレに置いてある諸々のものを一度外に出して
クイックルワイパーで髪の毛や埃をとって、
それからトイレクイックルで
ウォシュレットのスイッチ
便座
フタ
タンク
床
便器
の順番で拭きます。
トイレクイックルって真ん中からミシン目で切れるようになってて
1回の掃除で使うのは半分です。
20枚入りだから40日使えます。
それが終わったらトイレから出したものを戻して、
廊下をクイックルワイパーで掃除。
そのついでに靴を磨きます。
そしてリビング。
ゴミを大きなゴミ箱にまとめて、
床をクイックルワイパー、掃除機の順番で掃除していきます。
だいたいここまでで7時15分です。
それからお風呂に入って、身支度。
時間が余ればまた読書、
というような感じです。
今のところ僕の場合はこの順番が
家の中を効率良く掃除できる順番みたいです。
これがなかなか楽しいんですよね(笑)
今日もアマゾンで
お掃除用品大量注文しました(笑)
まとめると
自分への貢献っていうのは
高いお金を使って何かをすることじゃなくて
自分の身の回りを快適にすること。
そして快適にするその行動そのものを楽しみ
快適になった空間も楽しむこと。
これですね!
これができるだけで
本当に「お客さんへの貢献のアイディア」が
吹き出すように湧き出るようになります。
ぜひ試してみてくださいね!