今日は「本当に実用的な引き寄せの法則」というお話をします。
これがきちんと理解できると、
「思考は現実化する」
「引き寄せ」
こういったものを味方につけることができます。
思考は現実化する、とか、引き寄せの法則、とか、
ちょっと前、こういうのがすごく流行りましたよね。
この投稿では、
そういった説の是非は問いません。
が、どうしたらそれを自分に役立てることができるか、
どう考えると精神衛生上も良いのか、
ということを、僕なりに考えて解説してみたいと思います。
まず、引き寄せの法則が、
世の中的に怪しいものになってしまった原因は、
次のようなことだと思います。
「ピザ食べたいなー、って思ったの。
でも、2〜3日したら、ピザ食べたかったこと忘れてて、
それなのに、5日後に友達がピザを持って遊びに来てくれたの!
引き寄せちゃった!」
あーーーーー、ってなりますよね(笑)
この、
思っただけで現実を引き寄せちゃった、みたいなオカルトっぽさ。
これが、
引き寄せの法則を怪しいものにしてしまっている一つの原因です。
これ、何が変なのかと言うと、
「ピザ食べたいなら、ピザ注文しろよ!」
ってことです。
なんで、
ピザ食べたいのに、
自分は動かずに、
ピザ届くの待ってるのか、ってことです。
食べたいなら注文する。
これが筋です。
この、
「思ってるだけで、行動しなくても、現実が思い通りになる」
みたいな感じが、
大変なオカルトっぽさを想起してしまう、
ということです。
じゃあ、
引き寄せの法則とか、思考は現実化するっていうのは、
本当は存在しないのかっていうと、
全然そんなことないんですよね。
「思考は現実化する」っていう本を読んでもらったら、
答えはもうそこに書いてあるのですが。
「こういう状態が理想なんだ!」
って、強く望めば望むほど、
その状態を実現するための手段に気づけるようになるから、
それを「行動」に移すと思考を現実化することができるよ、
っていうことなんです。
これってすごくシンプルで、
「そのこと」について考える時間が長くなればなるほど、
「そのこと」を実現する方法を思いつく確率が上がるって、
当然といえば当然なんです。
なので、
思考は現実化する、にしても、
引き寄せの法則、にしても、
僕が思うにこれは2段階あるんですよね。
それは、
1.強く願う
2.発想を行動に変える
という2段階です。
これを1段階目の「強く願う」だけで現実化すると思うから、
なんだか怪しげになってしまうんです。
確かに、
「強く願う」だけでも、
「現実の見え方」「現実の感じ方」が
変わってくることはあります。
例えば、
「新しいカバンが欲しいなー」
と思って街を歩いていれば、
すれ違う人たちのカバンが自然とたくさん目に入るようになります。
例えば、
「新しい車欲しいなー、何がいいかなー」
って思って外に出れば、
いろんな車が目に入るようになります。
つまり、
意識を何にフォーカスしているかによって、
世界の見え方は大きく変わるんです。
ということは、
ある意味、意識のフォーカスの仕方によって、
現実は変わるとも言えます。
「現実」=「その人それぞれの世界の見え方」
ですからね。
ということは、
「強く願う」=「意識がフォーカスされる」=「現実の見え方が変わる」=「その人にとっての現実が変わる」
という言い方もできます。
そうなってくると、
人によっては自然と行動が変わることもありますよね?
「その人にとっての現実」=「環境」は、
その人の行動に大きく影響を与えますから。
なので、そう言う意味では。
「思考は現実化する」と言えるし、
「引き寄せてる」と言えなくもないと思います。
ただ、
ここで本当に気をつけてほしいのは、
不思議なことに、
「意地でも行動しないで引き寄せる」
という状態にならないことです。
「ピザを引き寄せる!私は動かない!」
みたいな感じで引き寄せの法則を使おうとする人が、
過去、結構たくさんいました。
食べたいなら、
ピザ屋さんに電話すればいいんです。
それすらサボって引き寄せようとする、みたいのは、ちょっと意味がわからない。
というか、
ここまでの内容を読んでくださったあなたなら、
もうお気づきだと思いますが、
「ピザを引き寄せる!私は動かない!」
っていうのは、
自分でピザを遠ざけちゃってるのと同じなんですよね。
つまり、
「引き寄せない法則」
を発動させてしまっている、
ということです。
もったい無いですよね?
これがきちんと理解できると、
「思考は現実化する」
「引き寄せ」
こういったものを味方につけることができます。
これ、すごくシンプルで、
意識フォーカス→行動
という話です。
ぜひ参考にして下さい。