空気を読まなくてもよいパターン

もともとこのメルマガでは、
今年に入ってから「成功するためには何をすればよいのか」
というテーマで文章や音声をお届けしていたのですが、

正直、自分自身、「成功」ってなんか違うなぁ、
と思いながらお伝えしていました。

 

 

この「成功」というものも、人によってかなり定義が違うと思うんですよね。

月100万円稼げたら成功、みたいな人もいるし、
毎日朝から晩までお酒飲んでても生きていけたら成功、みたいな人もいるし、
大好きな家族とずっと一緒にいられたら成功、みたいな人もいるし、

中には、一人自室にこもって、ずっとプラモデル作れたら成功、
という人もいるかも知れません。

 

 

僕自身、
ビジネス、特に個人ビジネスの世界に身をおいているので、
「成功」という言葉を安易に使ってしまうと、

なんかすごい稼げるとか、
それこそ時間労力的に効率よく稼げるとか、
そういうことを「成功」として伝わってしまうリスクがあるよな、
なんてことも思ってたんです。

 

もちろん、
稼げるに越したことはないし、
それで自由を得られることを「成功」と呼ぶ気持ちは分からなくもないです。

僕も、以前はそういうものを「成功」として、
闇雲に求めていた頃があったし。

 

 

だからこそ、
「成功」のためのメルマガ、みたいなことを言うのに、
なんとなく違和感があったんですよね。

なんかもっと、
僕が思っていることが
読者さんにとって有益な形で、
僕にとっても違和感なく伝えられる言葉はないかな、
と漠然と考えていた時に、
ふっとひらめいたのが「人生効率」という言葉だったんです。

 

 

僕は「効率」ということをものすごく重視しているのですが、
自分自身にとって違和感のある形で、
作業時間や労力だけを少なくして、
収入や自由時間だけが増える、みたいな状態って、
そんなに「効率」が良いとは思えないんですよね。

なんというか、
それによって大事なものを失ったり、
ないがしろにするようになってしまっていたら、
それは僕にとっては「効率が悪い」ということになります。

 

 

繰り返しになりますが、
これは「幸せに生きるためのエネルギー効率」の話なんです。

限りある人生という時間の中で、
幸せをたくさん味わうために、
どんなふうにエネルギーを使って、
どんなふうにエネルギーを得るのか。

それをきちんと考えることが大事だと僕は思うんですよね。

 

 

これって、
「効率よくお金を稼げればいい」
みたいな話とはぜんぜん違うのを
きっと分かってもらえると思います。

 

 

僕は、
人生効率を上げるために大事なことの一つに、
「空気を読みすぎない」
ということがあると思います。

本当はやりたいことがあるのに、
空気を読みすぎてしまってそれができない、
なんていうことを繰り返してしまうと、
あっという間にエネルギーが枯渇してしまいます。

やりたいことをやる、
というのはエネルギーを得られることに繋がりますが、

逆に
やりたいことを我慢してやらない、
というのはエネルギーを消耗することに繋がりますし、
それが人に気を使って空気を読んでのことであれば、
なおさらエネルギーを失っていってしまいます。

 

 

世間一般と同調したい気持ちや感情があるのも分かるんですよ。
その方が安心したりもするじゃないですか。

前回もお伝えしたように、
「孤独」を味わうっていうのも、
エネルギーを奪われる原因になるから。

 

 

だから、
自分のやりたいことがあっても、
それは一旦抑えて、
周りに合わせる。

つまり、
空気を読む、
ってことをするようになるわけです。
孤独を味わわないために。

 

 

間違えないでほしいのは、
「空気を読む」=「悪」
なんていう話では決してありませんよ、ということです。

空気を読んだほうがいい場面だってたくさんあります。

 

 

電車の中で叫びたくなっても
前は空気を読んで叫ばなかったけど、
中野さんが「空気を読むな」って言ってたから、
今日は電車の中で叫んでやれ!
みたいのはやめてくださいね(笑)

 

 

うちの1歳4ヶ月の息子なんかは、
電車の中で叫んじゃったりすることもあります。

まだ、そういうことが分からないからです。

 

 

でも、
今これを読んでるあなたは、
1歳4ヶ月ではないと思うんですよね(笑)

 

 

何が言いたいのかというと、
「自分で自分を孤独にしちゃいけませんよ」
ってことです。

それが一番エネルギーを失うことになります。

 

 

自分で自分を孤独にするというのはどういうことかというと、
自分自身の声を無視し続ける、
ということです。

自分の心の声を無視することが、
実は一番孤独を感じる原因になるんです。

 

 

本当はこんなふうに生きたいんだ、
こういうことがしたいんだ、
というのがあるのに、
それをずっと無視して周りに合わせて生きていると、

「一人じゃないはずなのに、なんだかずっと寂しさを感じる」
という状態になってしまいます。

 

 

自分が自分を無視して孤独にしているからです。

 

 

だから、
本当にやりたいことがあるならば、
試してみたいことがあるならば、
興味があることがあるならば、
空気を読まずにやってしまった方がいいんです。

 

 

もしかしたら、
それで後悔することもあるかもしれません。

でも、
それはきっと、
やってもやらなくても後悔することです。

 

 

自分の声を無視して後悔するよりは、
自分の心の声に従って後悔したほうが、
何倍もマシだし、自信にだってつながります。

 

 

泣いても笑っても一度きりの人生です。

 

 

やりたいと思うことがあるならば、
やってしまいましょう。

行きたいと思っている場所があるなら、
行ってしまいましょう。

なりたい自分になってしまいましょう。

 

 

自分の声を無視して、
自分が本当にしたい選択をしない自分よりも、

自分の声にきちんと耳を傾けて、
自分が本当にしたいことを選択する自分のほうが、
ずっと自分自身のことを好きでいられるはずです。

 

 

それって、ものすごく、
大きなエネルギーを得られるし、
人生効率が良いし、
そういう人生こそが「成功」している人生だと僕は思います。

 

 

何か伝わるものがあれば幸いです。

 

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