軽く生きる方法

前回のメルマガにこんな感想をいただきました。

ーーーここからーーー

中野さん!
いつも執筆頂きありがとうございます!

人生効率を上げる講座!
是非受けたいです。

私も以前は固定給はそれなりにありました。でも時間が全然無かったです。
なので、デパートに買い物に行く為に、デパートでお洋服を買うと言う消費をしてました。バカらしいです。

安定した生活って、金銭より精神的なことの方が大事です。そのバランスをとるのが難しいです。

東京で生活していた時、渋谷の雑踏でめちゃくちゃ孤独を感じました。
今は、誰も居ない森の中に1人で居ても孤独じゃ無いです(笑)
それでも1人では生きていけないし、支え合う人が居てくれることに感謝してます。

お子さんのお話、ほのぼのとして良いです♡

ーーーここまでーーー

僕個人的には、
最後の一文が一番嬉しくなってしまったりするのですが(親ばか、笑)

 

やっぱり、つくづくエネルギーをどのように得て、どのように使うか。
それが自分自身の幸せにどれくらい寄与するのか。
この効率を良くしていくことが「人生効率」を良くすることなんだと思います。

今日お伝えすることも、
あなたの人生効率を上げていくために、
とっても大事なことです。

これができるようになるだけで、
ものすごく軽く生きられるようになります。

それは、
・ノーを言えるようになる
・「なきゃ」を手放す
この2つです。

これができるようになるだけで、
ものすごく人生楽になります。

 

話をわかりやすくするために、
先日実際にあった話をしたいと思います。

個人を特定されない範囲でお話しますね。

先日友だちから、
ある相談を受けました。

その友だちは、僕と同じく卓球をしていて、
とあるチームに所属をしています。

ですが、
そのチームのリーダーが暴君のような人で、

誰でも出れる試合に出たいと言っているのに、
「もう締切だから申し込めない」
(実際には締切は1ヶ月先)
と言ってきたり、

本人の許可無く、
チーム編成を無理やり決められたり、

「あなたは出れない」
と一方的に申し込みを断った試合について、
「病欠が出たからやっぱり出てくれない?」
と理不尽なことを言ってきたり、

その返事をしないでいると、
朝から晩まで電話をしてきたり。

もう、メチャクチャな人です。
まさに暴君。

 

僕も、
片方の話しか聞いていない場合には、
「これは片方の言い分なんだな」
と思いながら聞くのですが、

残念ながら、
暴君の方の人も知ってしまっているので、
「あーー、そんなふうにまでなってしまったのか」
と、とても残念な気持ちになりました。

そしてその友だちは、
「もう、チームを抜けたい」
「あのチームで試合に出たいと思えない」
「卓球は続けたいけど、あのチームの練習には行きたくない」
と言います。

そりゃそうです。

僕だってそんな扱いをされたら、
とてもじゃないけど所属を続けようとは思えません。

 

だから、僕は言ったんです。

「やめりゃいいじゃん」
「他にも練習できるチームあるよ」
「試合も平等に出られるチームがあるから紹介するよ」

と。

ところが、
その友だちは優しすぎるんです。

「でも、自分が抜けると迷惑がかかるかもしれない」
「暴君にも『協力が大事』って言われた」
「そんなふうにチームを抜けて大丈夫なんだろうか」

と、なんとなく決断しきれないような、
そんな状態だったんです。

 

なので、僕はこう伝えました。

「趣味じゃん?」

って。

いや、本当にそう言ったんです(笑)

「趣味じゃん?」

って。

どういうことか。

 

別にプロチームじゃないんですよ。
(いや、プロチームでも僕は同じように伝えると思いますが)

みんなが、
好きで、趣味で集まってる素人チームの話なんです。

好きで集まってるんだから、
好きじゃなくなったなら離れたっていいんじゃない?
ということです。

別にそんなの、
個人の自由じゃないですか。

 

仕事だって、僕はそうだと思ってます。

日本は「職業選択の自由」が憲法で定められてますし。

趣味ならなおさら。

 

「チームなんだから協力が大事だ」って言われたと言うけど、
協力っていうのは「協力したい」と思った時にするものなんですよ。

決して、
「協力し『なきゃ』いけない」から協力するわけではないんです。

例えば、
駅前で「募金にご協力お願いしまーす」って頑張ってる人がいるじゃないですか。

募金するもしないも自由ですよね?

協力するもしないも自由なんですよ。

それに、
協力ってお互いにするもので、
一方的に求められるものでもないですよね。

したくもない協力を、一方的に強制されたら、
それは強力じゃなくて強要です。

もう、
そこには信頼関係がないんですよね。

 

だから、
「趣味じゃん?」
って。

「好きなところで好きなようにやったらいいじゃん」
って伝えたんですよね。

そしたら、
「そっか、たしかにそうだよね」
と納得してくれたようで。

近い将来、
そのチームを無事に抜けることになりそうです。

 

最後に僕がその友だちに伝えたのは、
「『なきゃ』を手放したほうがいいよ」
ということでした。

これはどういうことかというと、

「チームに所属したら、そのチームで継続し『なきゃ』いけない」
とか
「チームのリーダーの言うことだから、理不尽でも言うことを聞か『なきゃ』いけない」
とか
「出たくない試合でも出『なきゃ』いけない」
とか。

そういうことです。

人って気が付かないと、
こういうたくさんの「なきゃ」にがんじがらめにされています。

これはプライベートでも仕事でもそうです。

 

本当は
やら「なきゃ」いけないことなんて一つもないんです。

「会社に行か『なきゃ』いけない」
って言うじゃないですか。

でも、本当はそうじゃなくて、
会社に行く、ということを自分で選んでるだけなんです。

じゃあ、なんで「会社に行か『なきゃ』いけない」
と思ってしまうのかというと、

・周りもみんなそうしてるから
・それをしなかった先の未来が不安だから

大きく分けて理由はこの2つです。

 

1つ目の、
「周りもみんなそうしてるから」
というのは、言わずもがなですよね。

前回のメルマガでもお伝えしましたが、
人は孤独が怖いんです。

だから、
みんなが会社に行っているならば、
同じように会社にいかないと不安、
という心理が働いてしまうんですよね。

でも、
それによって、
自分自身の心の声を無視して、
自分で自分を孤独にしてはいけませんよ。
それをすると、めちゃくちゃ人生効率悪くなりますよ。
ということは前回もお伝えしました。

(実はこれ、家庭の中でも同じことが言えるのですが、それはまた別の機会に)

 

今日特にお伝えしたいのは2つ目です。

・それをしなかった先の未来が不安だから

これですね。

例えばさっきの、

「チームのリーダーの言うことだから、理不尽でも言うことを聞か『なきゃ』いけない」
というのもそうだし
「会社に行か『なきゃ』いけない」
というのもそうです。

なぜそうしなきゃいけないと思うのかというと、
それをしなかった先の未来を勝手に想像して、
その先の未来が不安になるからです。

 

もしリーダの言うことを聞かなかったらどうなるんだろう
あーなるかもしれない、こーなるかもしれない、
あっちに連絡がいって、あの人がこう思うかもしれない
試合会場に行きづらくなるかもしれない

とか

もし会社に行かなかったらどうなるんだろう
怒られるかもしれない、上司が家に来るかもしれない
減給になるかもしれない、首になるかもしれない
お金が入ってこないかもしれない

とか。

もしかしたら、
実際にそうなるかもしれません。

 

でも、
ならないかもしれません。

つまりこの時点ではまだ、
ただの「予想」であり「妄想」なんですよね。

そして、
未来に起こるかどうかも分からない「妄想」を恐れて、
「なきゃいけない」と、無意識に思い込むようになる。

その不安が自分をがんじがらめにしていってしまうんです。

 

そして、
結局は自分の心の声を無視する方を選んでしまう。

「自分が我慢しとけばいいんだ」
「みんなだってそうしてるし」
「ワガママは言わないほうがいい」
「そうするのが普通なんだ」

と。

結論としては、
前回と同じ感じですね。

自分の心の声を無視してはいけない。

これに尽きます。

自分の心の声を無視していると、
どんどんエネルギーが奪われていきます。

 

子どもだってそうですよね。

お母さんに話を聞いてほしくて、
泣きながら叫んでるのに、
全然話を聞いてくれない。

子どもはどんどんエネルギーを消耗してしまいます。

そういう子どもが、
自分の心の中にいる、
と思うと分かりやすいかもしれません。

 

それでどんなにお金がもらえるからと言っても、
それでどんなに丸く収まるからと言っても、
自分自身の精神的なエネルギーを極端に消耗するような選択は、
避けなくてはいけない、ということです。

 

幼児みたいにワガママでいろ、っていう意味ではないですよ?

それはそれで、エネルギーをめちゃくちゃ消耗します。

大人になると、
人は自分の周りのコミュニティーや社会とのつながりを、
常に感じながら生きることになるからです。

というか、
それが大人になること、
と言っても過言ではありません。

だから、
幼児みたいにワガママでいればいいんだよ、
って言っているわけではないので、
そこは間違えないでください。

それは人生効率が下がります。

 

人生効率を上げるには、
まず自分自身が幸せでいることです。

そして、
自分自身が幸せでいながら、
周りの人も幸せにできるような、
そういうコミュニティー(つながり)を、
自分で選ぶ、ということです。

そうすることで、
自分の中からエネルギーが湧いてくるし、
周りの人からもエネルギーをもらえるし、
周りの人のエネルギーも増えていく。
そういう状態を作ることができます。

 

自分自身が幸せでいながら、
周りの人(相手)も幸せにできる。

この一番わかりやすい形が、
おそらく「結婚」だと思います。

そういう結婚が理想ですよね。

 

結婚に限らず、
そういうコミュニティー(つながり)を、
自分で能動的に選んでいく、
ということです。

逆に言えば、
そうでないコミュニティーからは、
離れてもいいんですよ、
ってことです。

「ノーを言っていいんですよ」
ということです。

これが、
「『なきゃ』を手放す」
ということです。

 

これができると、
エネルギー効率が良くなって、
人生効率がめちゃくちゃ高まります。

軽く軽く生きられるようになります。

まず、
自分自身がしばられてしまっている「なきゃ」がないか、
探してみてください。

「ノー」を言いたいのに、
言えていないところがないか、
探してみてください。

 

もし見つかったら、
喧嘩する必要はないんです。

すっと離れる。

なきゃを手放す。

人生効率を上げて、
軽く軽く生きましょう!

何か伝わるものがあれば幸いです。

 

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