よーし!太ってやれ!

前回のメルマガにこんな感想をいただきました。

ーーーここからーーー

中野さんのメルマガは、読みやすく判りやすいです。
そして、読んだからにはアウトプットも大事かなと思うので、
またまた感想を送らせて頂きます。

「かもしれない」の妄想
「『なきゃ』を手放す」
思い込みを外す。

私も、「人の役にたたなきゃいけない」という思い込みをハズしたらとても楽になりました。
でも、「人の役にたちたい」という気持ちは強く持っています。

大前提に
「まず自分自身が幸せでいること」
これは、確認作業が必要なことだと思います。
自分は幸せだとは思ってます。
でも、何が、どう、幸せなのか、
コレ、毎日書き出す習慣をつけると幸福度がアップします。

ーーーここまでーーー

素晴らしいですね!

何が素晴らしいかと言うと、
まず、アウトプットに変えていくその姿勢が素晴らしいです。

人って、
「自分自身で言葉にしたこと」
しか理解できないんですよね。

だから、
誰かが書いた文章を読んでも、
実は読んだだけだと理解しきれていないんです。

 

よく勉強も
「人に教えられるように学ぶと、理解が深まる」
と言いますが、
それと同じです。

人に教える前提で学ぶと、
自然とアウトプット前提のインプットになるし、
実際に人に教えてアウトプットをすることで、
実は自分自身が一番学びが深まる、という状態になります。

 

また、
今回このメッセージをくださった方のおっしゃっている、

ーーー
私も、「人の役にたたなきゃいけない」という思い込みをハズしたらとても楽になりました。
でも、「人の役にたちたい」という気持ちは強く持っています。
ーーー

この感覚が非常に素晴らしいです。

 

僕たちはビジネスの場に身を置いているので、
当然のごとく、
「人に価値を提供しろ」
「その価値の対価が収入だ」
と言われます。

これは僕もそのように指導しますし、
僕自身もそう思っています。

 

ただ、
こう言われた時に、
「そうか、人の役に立た『なきゃ』いけないんだな」
となると、
ちょっと苦しく感じる人も多いみたいです。
(感じない人もいます)

 

以前にもお伝えしましたが、
「なきゃ」という感覚は、
人から自発性を奪っていきます。

言葉に出して見ると分かると思いますが、
「○○しなきゃ」と言っている時って、
多くの場合「○○したい」とは思っていないんですよね。

したいと思っていないから、
しなきゃ、なんていう言葉が出てくるんです。

だから、
なきゃなきゃなきゃなきゃ言ってると、
自発的な意欲からはどんどん遠ざかることになります。

 

「○○しなきゃ」
と口に出していたり、思っていたりする自分に気づいたときは、
一度立ち止まってよく考えてみましょう。

「これは本当にやるべきことなのか」
「これは本当にやりたいとおもってやっていることなのか」
「これは自分の未来をどうするためにやっていることなのか」

そんなことを、
落ち着いて考えてみるんです。

 

すると、
「自分は、本当は自分の未来をこういうふうにしていきたかったんだ」
「それを実現するためには、今と違うこういう行動が必要だ」
「○○しなきゃいけない、なんていうのは思い込みだったんだ」
なんてことに、気づけるかもしれません。

そうやって、
他人からの言葉や自分の思い込みから、
いつの間にか自分自身を縛り付けてきた「なきゃ」から自分を解放し、
自分自身を今一度、自分自身のコントロール下に置くこと。

これがとても重要です。

 

なぜそれがそんなに大事なのか。

 

現代を生きる人は忙しく、
みんな「習慣」で生きているからです。

今何をしようか、次に何をしようか、その次はどうしようか、
いちいち全部考えていたら、
脳のキャパをすぐに超えてしまいます。

だから、
考えなくても日々生きていけるように、
「無意識の習慣」というものが働いているんです。

 

なきゃなきゃなきゃなきゃ言ってしまうのも、
それが無意識の習慣になっているからです。

 

無意識の習慣には、良いものもあれば悪いものもあります。

わかりやすく例をだしますが、
たとえば、今自分が予定より太ってるとします。

それは、
太るような習慣のせいですよね?
(もしかしたらどうしようもない病気である場合もありますが)

じゃあ、
その習慣の行動をしてる時、
「よーし、太ってやれ!」
なんていうふうには、思ってないと思うんですよ(笑)

つまり、
なんとなく習慣的にやってきてしまったことが、
今現在を作っている、ということなんですよね。

 

じゃあ、
その習慣をこれから先も無自覚に続けていったら、
今後の未来は良いものになるか、悪いものになるか。

それを、一度立ち止まって考えてみても良いと思いませんか?
ということです。

 

今後の未来が良くなる習慣だけを残し、
今後の未来が悪くなるような習慣を手放せたら、
それだけで、人生効率が飛躍的に向上すると思いませんか?

 

さて、
ここからが今日伝えたいことです。
(前置きが長い、笑)

 

ふるーい昔の言葉で、こんな言葉があります。

ーーー
変えられるものを変える勇気を、
変えられないものを受け入れる冷静さを、
そして違いを見分ける知恵を与えたまえ
ーーー

これは、
アメリカの進学者である、
ラインホルド・ニーバーという人の言葉です。

正直、僕はこの人のことを全然知りません(苦笑)

だけど、
この言葉は以前から何度も耳にも目にもしています。

あなたも、もしかしたらそうかもしれませんね。

 

この言葉は
人生効率を飛躍的に向上させる、まさに真理です。

ーーー
変えられるものを変える勇気を、
変えられないものを受け入れる冷静さを、
そして違いを見分ける知恵を与えたまえ
ーーー

これをもっとシンプルに言うと、

「コントロールできることだけに集中しろ」

というふうになります。

 

そして、
コントロールできることとは何かと言ったら、
それは「自分自身の思考と行動」だけです。

他人は一切コントロールできません。

 

でも、
多くの人はそのことに気づかずに、
他人をコントロールしようとします。

その結果、
ストレスを生んだり、トラブルを抱えたりすることになります。

 

他人はコントロールできない。
コントロールできるのは自分だけ。

このことが腑に落ちるだけで、
生きるのが随分楽になります。

 

コントロールできないことを心配したり気に病んだりするのは、
はっきり言ってエネルギーの無駄です。
人生効率を爆下げします。

 

前に家族でディズニーランドに行ったんですよ(唐突、笑)

ランチを食べようって事になって、お店に入ったんですね。

そしたら他にも結構親子連れがいて。

近くでママとご飯を食べていた小学校低学年くらいの女の子がこう言ったんです。

「ママ、これ美味しくない。好きじゃない」
って。

まー、そういうこともあるよね、って思いながら、
聞くでもなく聞かないでもなく、
こちらはこちらの食事を楽しんでいたのですが。

そしたらそのママがこう言ったんです。

「美味しくなくても美味しいって言いなさい」
って。

へー、そうなのか。
って思いました。

各家庭には各家庭の教育方針があるので、
それについてはとやかく言うつもりはないのですが、
僕だったらそういう言い方はしないな、って思いました。

 

だって、
僕だって好きじゃない食べ物ありますもん。

生のトマトとか。もう絶対ムリ(笑)

 

まあ、
これは親子関係なので、例としては適切ではないかもしれませんが、
つまり「他人をコントロールしようとしている例」です。

こういうのって、
言う方も言われる方もストレスになるんですよね。

例えば、
「美味しくなくても美味しいと言う」
ということをポリシーとして持っている人がいても良いと思うんです。

でもそれを、
他人に強要するのは違いますよね。
(親子の場合は教育方針によりますが)

 

こういう、
「他人をコントロールしようとした結果、する方もされる方もストレス」
みたいな現象って、そこかしこで起きてます。

会社の中なんか、そんなことが同時多発的に起きていますよね。

上司は部下をコントロールしたがる。
部下は上司のコントロールを避けたがる。
だからお互いにストレスになる。

これ、めちゃくちゃ人生効率が悪いです。

 

だから、もう大前提として持っておくと楽なんです。

「他人は変えられない」
「コントロールできるのは自分だけ」
って。

「あいつが変わればいいのに」
って、そんなこと考えるだけ損なんです。
エネルギーの無駄なんです。

 

そんなのは、
テレビでニュース番組を見ながら、
「なんでニュースなんだよ、早くお笑い番組始まれよ」
とか言いながら、テレビの前で何もしないのと同じなんです。

それなら、
番組表を見てみるなり、とりあえずチャンネルを変えてみるなり、
そうやって自分が動いたほうが早いですよね?

 

コントロールできるのは自分だけなんです。

 

そして、
「コントロールできることだけに集中して生きる」
と決めると、
人生がめちゃくちゃ軽くなるし、
どんどん良いものになっていきます。

 

自分自身をコントロールできるということを体感することで、
悪い習慣を手放し、良い習慣を身につけて伸ばせるようになるからです。

 

「『なきゃ』と言ってしまうのが悪い習慣だ」
と思うならば、それを手放すべく自分自身をコントロールしていくんです。

他人に対して「こうあるべき」という押し付けをしてしまうのが悪い習慣ならば、
もうそういうことはしないと決めて、自分をコントロールするんです。

 

今日お伝えしたかったことをまとめます。
めちゃくちゃシンプルです。

・他人はコントロールできない
・コントロールできるのは自分の言動と行動だけ
・自分自身をコントロールすることに集中する
・よりよい未来を作るべく習慣を変える

これだけのことです。

 

いや、簡単ではないですよ。

習慣って心癖ですからね。

でも、
自分自身はコントロール可能です。
つまり、未来は変えられます。

 

人生効率を上げる、というのは、
よりスムーズにより良い未来を作るべく、
より良い今を生きる、
とも言いかえられます。

 

そのために、
今この時から成長しましょう。

何か伝わるものがあれば幸いです。

 

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