前回のメルマガで「夢中を生きる」という新しいコンセプトについて、
軽く、でもちょっと暑苦しくお伝えさせていただきました。
正直、伝わるかなぁ、ってちょっとビクビクしながら送信ボタンを押したのですが、
こちらもかなりたくさんの方から、
共感のご感想をいただきました。
やっぱり、思いが乗った文章って、
伝わるものなんですね。
すごく嬉しかったです。
たくさんいただいた感想は、
今度いくつかご紹介させていただきたいな、と思っています。
「夢中を生きる」という言葉を目にして、
どう感じましたか?
気がつけば僕は、
いつの間にか夢中を生きていました。
そして、夢中を生きられるようになってから、
人生がカラフルになって、すごく楽しくなったんです。
夢中。没頭。
何かに夢中になって、没頭したことはありますか?
例えば僕は、中学生の時、卓球に没頭していました。
部活に所属し、朝練は朝6時台から、授業が始まる直前まで。
午後の授業が終われば、夕練がはじまりそこでもまた数時間。
そして夜になって、誘ってくれるチームがあれば、そのチームの練習に参加。
そういうチームの練習がない時は、めちゃくちゃ重くしたラケットを持って、
自宅アパートの前の駐車場で素振り。なぜ室内ではなく、駐車場だったのかは不明です(笑)
土日も練習か試合。
練習の時は、朝から夕方までずっと練習。試合の日も似たようなものでした。ずっと卓球。
授業中も、ずっと卓球のことを考えてました。
それくらい、卓球に夢中になり、没頭していました。
高校に入り、怪我や挫折があり、半年で卓球はやめてしまいましたが、
それまでの間は間違いなく、人生の中で最も没頭を経験した期間の一つでした。
次に僕が没頭したのは音楽でした。
部活を辞めてからすぐ、友人からギターを売ってもらいました。
元々音楽を聴くこと自体は好きでしたが、自分が楽器を弾くなんて思ってもみませんでした。
でも、なんだかやってみたい、と思ったんです。
卓球をやめて、ぽっかりと空いた穴を埋めるものが欲しかったのかもしれません。
僕はギターにのめり込んでいきました。
学校に行っている間と、バイトしている時以外は、ほとんどギターを弾いていました。
そのうち、学校に行く意味も見いだせなくなり、学校を辞めてしまいました。
自由時間が増えたので、その分ギターを弾くようになりました。
誰かにギターを教わる、なんていう発想自体がなかったので、
本を買ったりして独学でギターを覚えていきました。
これについては、悪手だったと思います。
そのせいもあって、僕はギターでメロディーを弾くことはできず、
伴奏だけしかできない状態でした。
ギターを教われる場所があるんだ、ということを知っていれば、
僕も教わりにいっていたと思います。
ともかく僕は、一日中ギターを弾くようになっていました。
大袈裟でなく、ベットで寝転びながらでも弾いていました。
まさに、ギターに没頭していました。
18歳から24歳くらいまでの間だったと思います。
ギターに没頭していました。夢中でした。
ギターを弾いて弾いて弾きまくって。
気づけば、レストランで演奏させてもらって、少しギャラをいただいたり、
賄いを食べさせてもらったり、なんていうことをしていました。
それで生活できるほどの収入を得ることはできていませんでしたが、
僕は幸せでした。毎日夢中。毎日没頭。
全国規模のバンドコンテンストに出場し、2位になったこともあります。
自分でも不思議なのですが、その頃の演奏を今自分で聴き返しても「天才だな」と思うんです。
もちろんうぬぼれもあると思います。
うぬぼれ9割かもしれません。
でも、やっぱり思うんです。
「あの時は天才だったな」
と。
でも、ある時からギターをぱたっと弾かなくなりました。
先日、友人の家にギターがあったので、
10年ぶりくらいに触らせてもらったのですが、
全く弾けなくなっていて驚きました(笑)
さて、なぜギターを弾くのを辞めてしまったのか。
お金がなかったからです。
お金を稼がないと生活できなくなってしまったので、
そちらに時間を使うようになりました。
その当時僕は、友人が社長を務める会社に誘われて、そこに就職していました。
お給料は激安でしたが、その友人もバンドマンだったので、
毎日一緒に演奏したりして、とても楽しかったです。
が、売上はほとんど立たない会社でした。
そして、ある日突然その会社が消滅しました。
と、
ここまでつらつらと書いて気づいたのですが、
この話、めちゃくちゃ長くなります(笑)
なので、続きはまた今度にしますね!
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