初めて会う人ばかりが集まる交流会や、共通の友人が少ない結婚式の二次会などで、会話に困った経験はありませんか?
初対面でうまく話が続かない、とか。
「自分は人見知りだから」とか、自分にレッテルを貼ってみたり。
そもそも、人見知りってなんなのでしょうか?
人見知りというのは、もともと子供にだけ使われる言葉で、知らない人を見て恥ずかしがったり嫌ったりすることを指して
いいます。
そうなんです。本来大人に対しては人見知りという言葉は使わないのです。
と、人見知りの言葉の定義の話をしても、自分のことを人見知りだと思っている大人のあなたの悩みを解決することはできません。
大人の社会を生きていると、初対面の人と話をする機会も数多くあるはずです。
それではそんな時に、スムーズに話をする方法というのはあるのでしょうか?
実は比較的簡単に、スムーズな会話に入れる方法があります。
それは、自分と相手との共通点を探すことを目的に会話をはじめる、ということです。
人は、どんなことでも自分と相手との間に共通点を見出すと、安心するのです。
例えば、全然知らない相手なのに、出身地が近かったり、出身中学校が同じだったり、同じ部活動に励んでいた過去があったりするだけで、なぜか会話が盛り上がった経験はありませんか?
サッカーも、もともとそんなに興味なんかなかったのに、日本が活躍すると急に興味が湧いてきて応援したくなったりしますよね。
それも、自分と選手たちとの間に日本人という共通点があるからなのです。
ただ、今日お伝えしたいのは実はそこの部分の話ではなくて、
自称人見知りの方でも、そういった共通点を見出して会話をスタートすることで、その後の会話が異様なくらい盛り上がったりする、という現象そのものにいったいどんな意味があるのか、というお話がしたかったのです。
人は、0歩の状態から1歩踏み出すのが一番大変です。
1歩踏み出すことができれば、2歩、3歩とスムーズに出るようになります。
そんなときに、第一歩を踏み出すコツのようなものを知っているだけで、だいぶ違ってきます。
どんな行動を起こす時にも、まず最初の第一歩のハードルをできるだけ下げてみる。
実はそれだけで、目標が達成される確率が格段に違ってくるのです。
ぜひ意識してみてください。