目標設定の書き方として、いままで
0.目標の条件
1.今の目標を通過点にする
をお伝えしました。
さて、そこまで来たら次はあなたが「生きる目的」を見つけていきます。
そのために、この思考で自分がどうしたいのかをリストアップしていってください。
その思考とは、
「何もかも許されるなら本当はどうしたいのか」
です。
人間は、「どうしたいのか」よりも「どうしたらいいのか」を考えがちです。
しかし、自分が「どうしたいのか」が見つかる前から「どうしたらいいのか」を考えることは、
行き先が決まっていないのに、バスに乗ったらいいのか電車に乗ったらいいのかタクシーに乗ったらいいのか悩むのと同じです。
まずは自分の人生を最終的にどうしていきたいのかを、見出していく必要があります。
しかし、そんなに簡単に書き出せるようなものではありません。
そこで、このステップを用います。
「何もかも許されるなら、本当はどうしたいのか」
つまり、
誰にも怒られることも、けなされることも、バカにされることも、後ろ指指されることもなくて、誰にも迷惑をかけることもなくて、お金はいくらでもあって、なんでもすることができて、何もかも許される自分。
あなたが、そんな自分だったら、どんなことをしたいですか。
あなたが、そんな自分だったら、どんなことをしてみたいですか。
それを、思いつく限り全部リストアップしてみてください。
自分自身で、「こりゃ無理だな」と思うものでも「ばかばかしいな」と思うものでも「子供っぽいな」と思うものでも、
どんなものでもとにかく、何もかも許されるなら自分は本当はどうしたいのか、何がしたいのかを、
どんどんリストアップしてみてください。
たくさん出れば出るほどいいです。
どんなに自分勝手なものでもいいです。
そして、それができたら、今度はそれを全部やっている自分を想像してみてください。
もし、しっかりと想像することができていたら、
ワクワクする気持ちを感じたら、
心の中にあったかいものを感じることができたら、
それがあなたが自分という存在、自分という命を最大限大切にしている状態です。
そして、その時に、こんな気持ちが芽生えていたらもっと素晴らしいです。
「なにか、人の役に立ちたい」
人間は、自分を大切にする気持ちが心に満たされると、自然と自分をもっと「成長させたい」、「貢献したい」という気持ちが生まれる生き物です。
自分が自分の望む最高の状態になった時、
自分が自分を心のそこから大切にしていると思える状況になった時、
「世界のどんなところを変えたいですか?」
「どんな人たちの幸せに貢献したいですか?」
そこからあなたの夢が見つかり始めます。