おかげさまでコーチングのクライアントさんが増えてきて、
僕としてはとてもありがたいことです。
みなさま本当にありがとうございます。
一点、きちんとお話ししておきたいことがあって、
それは「コーチングとコンサルは違う」ということです。
「中野さんのビジネスコンサルって、どんなことをやるんですか?」
なんていうご質問をいただくことがあるのですが、
そもそも僕はコンサルをしていません。
コンサルとコーチングは何が違うのかというと、
ざっくり言えば、
「今Aの状態なんですけど、どうしたらいいでしょう?」
「そうですか。それではBがいいでしょう。Bをやってみてください」
がコンサルです。
僕たちはこういうアプローチをコーチングと比較してティーチング(教える)と言います。
ではコーチングの場合はどのようにアプローチをしていくのかというと、
「今Aの状態なんですけど、どうしたらいいでしょう?」
「今、Aの状態なんですね。◯◯さんは、どうなりたいですか?」
「私は、Cの状態になりたいです」
「では、今Aの状態であることを、Cの状態になるためにどのように役立てることができますか?」
と、かなり乱暴ですが、コーチングのアプローチはこのようになります。
つまり、コーチングは答えを提示しません。アドバイスをしません。
コンサルとコーチングはどちらがいいというものでもありません。
そもそも目的が違うのです。
コンサルは、クライアントのために専門家がより優れた答えを出してくれるものです。
コーチングは、クライアントが目標達成に向けて自走できる考え方の考え方を植え付けるためのものです。
コンサルは、アプリケーションを与えます。
コーチングは、OSを変えます。
アプリケーションとOS、どちらが優れているかとか、どちらが大事か、なんていうことは、
質問がナンセンスですよね。
役割が違います。
必要なものを使っていただくのがいいと思います。