前回までで、何もかも許されるなら、なんでもできるなら、そしてどんな風に世界を変えていきたいか(貢献と成長)という発想から、
あなたの夢を設定しました。
夢とは、一生涯かけてこう在り続けたいという理想の自分の姿であり、
一生涯かけて叶え続ける成長の指針です。
そして、その夢を満たす具体的な行動をリストアップしていきました。
本当のやりたいことは、そのどれを選んでも自分の夢を満たすための行動となっています。
だから、どれでもいい。ただ、手をつけやすいものとか、すぐにでもやってみたいものを選ぶと、
まず第一歩が踏み出せるので、それが良いのではないでしょうか?というお話を前回まででしてきました。
そして今回は、「そのやりたいこと」つまり、リストアップしたやりたいことの中から、
「これをやってみたい」と選ばれた「やりたいこと」を実現するための目標を設定するためのステップに入っていきます。
そのやり方は簡単です。
まず、そのやりたいことを実現している自分の姿をイメージしてみてください。
今の自分の延長線に持ってきたり、無理だと遠慮したりする必要はありません。
やりたいことができている自分をありありと想像してみてください。
そしてその時の、
自分の状態
家族の状態(どんな状態でどんな話をしているか)
友人知人の状態(どんな人が一緒にいてどんな話をしているか)
どんなことを学んでいるか
社会にはどんな貢献をしているか
どんなレジャーを楽しんでいるか
体の健康状態はどうか
心の健康状態はどうか
財政状態はどうか
目標に対する満足度はどうか
生活環境はどうか(衣食住)
などをどんどん書き出していってみてください。
繰り返しますが、現在の自分の延長線上で描く必要は全くありません。
半ば妄想のようなものでも結構です。どんどん書き出してみてください。
そして、それが実現した自分は、
どんな人たちのために、どんなことができる、どんな人間で、
何を達成しているのか、
それを目標の条件を満たした形式で書き出してください。
目標の条件とは、
1.今のままの自分では達成できない
2.客観的に測定できる要素を含んでいる
3.期限が決まっている
4.それを達成した時の状態を想像するとわくわくする
です。
もしかしたら、最後の部分はちょっと難しいかもしれません。
だけど、それが達成された時の状態をしっかりとイメージして、
その時にどんな人たちにどんな貢献をしたいか。社会の何を変えたいか。
それがイメージできれば必ず書くことができます。
そもそも、今の自分の延長戦で書くものではないので、
「今こういう状態だからそれは無理だしな」という発想を捨てて書いてみて欲しいのです。