【コーチング】願い事を言葉にしないと神龍も困る

神龍(シェンロン)ってしってますか?

ドラゴンボールという有名な漫画(アニメ)がありまして、

その漫画ではドラゴンボールという七つのボールを集めると、

神龍という神様のような龍が現れて、

なんでも願いを叶えてくれる、

そういうお話です。

 

ドラゴンボールが集まって、神龍が登場すると、こういうんですね。

「願いを言え」

 

みなさん、今神龍が目の前に現れて「願いを言え」

って言われたら、どうしますか?

 

僕は、神龍っていつも目の前にいるんじゃないかなーって思ってます。

常日頃から自分が願うことを口にしたり願ったりしていると、

それが実現しやすくなるんじゃないか、と言う意味です。

 

同じようなお話で、先日友人からこんな話を聞きました。

 

谷にある教会の神父さんのお話です。

その教会は谷底の、川のほとりにありました。

とても敬虔な神父さんで、毎日毎日神様に祈りを捧げていました。

ある日、川の上流の方でものすごい大雨が降って、

川の水がみるみるうちにあふれかえりました。

周りの人は言いました。

「危ないから上に逃げよう」

すると神父さんは

「私は神様に毎日祈っているから大丈夫です」

と言って逃げませんでした。

 

ところが水かさはどんどん増すばかり。

いよいよ床上に浸水し、神父は屋根の上に登りました。

やはり周りの人は言いました。

「神父さん、やっぱり危ないです、逃げましょう」

ところが神父さんは

「いえ、私は毎日神様に祈っているから必ず助かります」

といって聞きません。

 

いよいよ、川の水は教会を飲み込み屋根を越えました。

神父さんは屋根の上の十字架にしがみつき、流されないようにしていました。

周りの人が言いました。

「神父さん、もう無理です。逃げましょう」

ところが神父はそれでも聞きません。

「私は神に祈りを捧げているのだから大丈夫です」

そうこうしているうちに川の水はますます水かさを増し、

結局神父は流されて、命を落としました。

 

亡くなった神父は天国で神様と出会いました。

そこで神父は聞きました。

「神様。私は毎日あなたに祈りを捧げてきたのに、なぜ助けて下さらなかったのですか」

すると神様は言いました。

「何を言ってるんだ。私は3度もあなたを助けたじゃないか」

 

この話、わかりますかね。

神父は助かろうと思えば助かることができたかもしれないのです。

神父は一体何を祈り、何を願ったのでしょうか?

 

神龍も同じじゃないですかね。

 

なにがほしいですか?

どうなりたいですか?

どうありたいですか?

何を実現したいですか?

 

僕は、いつも人生から問われているように思います。

人生に僕が問うのではなく、僕が人生から問われているように思います。

僕の人生は、神龍かもしれませんね。

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