【コーチング】目標設定の書き方(7.設定した目標に中間地点を作る)

前回までで、

自分の夢を発見し、

その夢を満たす具体的な行動としての「やりたいこと」をリストアップし、

そのやりたいことの中から、一つ選び、

それを達成するための目標を設定しました。

 

前回大事なことをいうのを忘れました。

それは、目標には必ず期限を決める、ということです。

目標は期限を決めなければ、なかなか行動に移されません。

人間は、変わらなくてもいい、変わりたくない、と心のどこかで思っています。

なので、目標は必ず期限を設定し、その期限を守るように行動することがとても大切です。

 

どのくらいの期限にしたらいいのかわからない、という場合は、

今立てている目標が、大きい目標だなーと思う場合は3年後。

そんなに大きくはないなーと思う場合は1年後。

小さい目標だなーと思う場合は半年後。

にしてみてください。

ともかく期限を設定することは非常に重要なことです。

 

ところが、今までに期限と共に目標を設定したのに、

結局達成できなかった、とか、行動にすら移せなかった、

という経験はありませんか?

 

これも先に言ったのと同じ、「変わりたくない、変わらなくてもいい」という思いが原因です。

目標というのは「今のままの自分では達成できない」ものを設定して初めて意味があります。

ところが、その目標を達成するためには、今までと違うことをする必要があります。

ここに矛盾が発生するのです。

そして、ほとんどの場合は、楽な方に流れてしまいます。

「今のままの自分では達成できない」目標なので「できない」ことが自分の中で強くフォーカスされた結果、

それを「やらなくていい」と、自分で都合よく解釈を変えてしまうのです。

 

そこで、「今のままの自分では達成できない」この目標を、「ちょっとできそう」なものに変えていく必要があります。

その第一歩が、「目標に中間地点を作る」ことです。

 

先ほど期限と共に設定した目標ですが、

その期限に対して中間地点を設定してください。

文字通り中間地点なので、

期限が3年後でしたら、1年半後。

1年後でしたら、半年後。

半年後でしたら、3ヶ月後。

これを中間地点にします。

 

そして、この中間地点で何を設定するのかというと、

「その中間地点で、自分がどうなっていれば、『確実に』期限通りに目標を達成できるか」

です。

 

そんな「確実に」なんてわかんないよ、と思うかもしれませんが、

これができるのです。

 

どうやるのかというと、

目標達成の状態の自分と、今現在の自分を比べて、

「とっている行動」「自分の状態」「持っているもの」「一緒にいる人」などの、違いをリストアップしていきます。

それだけです。

 

目標を達成した時の自分がとっている行動と自分の状態を中間地点で全て実現できるようにするのです。

「それじゃあ中間地点を設定する意味を感じない」と思うかもしれませんが、

そうではないのです。

 

なぜなら、理由は二つあります。

1.自分のコントロール可能な範囲でしか自分は変えられない

2.今現在の自分が想像する目標達成の状態と、実際の目標達成の状態には差がある

 

つまり、まず自分がまず変えられるところをリストアップすること。

そして、それでも予想外のことや想定外のことは発生する、ということです。

 

でも、安心してください。

あなたは、ここでリストアップをきちんとできていれば、

必ず目標を達成できます。

つまり、自分のやりたいことを実現できる状況になります。

つまり、自分の夢を大きく満たしていくことができるようになります。

 

それはなぜなのかは、また次回お話しします。

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