宇宙の仕組みとブラウザの仕組みが似ているなーと、
ふいに思いました。
宇宙は、ご存知宇宙です。
ブラウザっていうのは、
インターネットエクスプローラーとか
ファイアフォックスとか
クロームとか
サファリとか
そういうwebサイト(ホームページ)を見るやつです。
webサイトの仕組みって、わからない人には全然わからないと思うんですが、
タグっていうものでできてます。
例えば、
<br />
って書いてあったら、それは改行の意味です。
<a href=”http://www.example.com”>リンク</a>
と書くと、ご存知リンクになります。
つまり「リンク」という文字をクリックすると「example.com」のサイトに飛びますよ、ということ。
文字の色、大きさ、装飾、位置
枠の大きさ、画像、その他もろもろ。
webサイトは全部タグ(html言語と言います)でできています。
つまり、どんなに凝ったかっこいいデザインのwebサイトも、
みんな文字だけでできているのです。
もちろん、今見ていただいているこのブログだってそう。
そして、そのhtmlで書かれた文字は、ブラウザを通してみると、
webサイトとして見られるようになります。
逆に言うと、ブラウザがなければただの文字なのです。
つまり、ブラウザを通すと、全然違うものに見えているわけです。
さて、ブラウザの役割はブラウズ、つまり見ることですが、
僕たちの目はどうでしょう。
当たり前ですが、僕たちは僕たちの目を通してしか世界を見ることができません。
僕たちの見え方は、自分の目の見え方をあてにして見ているだけです。
これは目だけではなく、感覚の全てがそうなっています。
他人の感じ方はわかりません。
僕たちの見ている世界は、僕たちの目を通さずに見た時、
一体どのような姿をしているのでしょうか。
目を通さずに見る、という表現はちょっと現実的ではないのですが、
自分の目の見え方に頼らずに世界を感じることができたら、
一体この世界はどんな風に見えるのでしょう。
目も口も鼻も耳も肌も感覚全てが、僕たちにとってはブラウザです。
では、この世界のhtmlは、いったいどんな姿でどんな風に書かれているのでしょう。
そんなことを考えていたら、
なんだか宇宙の仕組みとブラウザの仕組みがちょっと似ているように思ったのです。