僕は、基本的に起業というのはあまりお勧めしません。
なぜかというと、
「起業したいから起業する」というのは、意味がわからないからです。
意味がわからないは言い過ぎかもしれませんが、
起業なんていうのは所詮手段です。
僕は
「2014年の10月に売上目標を達成して11月26日に会社を登記する」
を目標に2014年を駆け抜け、実際に売上目標を達成して期日どおり会社を登記しました。
ただ、これについては大事なところがあって、
それは「売上目標を達成しなかったら会社を登記しない」
と決めていたことです。
会社を登記できないと、税金面とか信用面とか色々困ることがあります。
だから、何としても売上目標を達成する。そういう気持ちでやってました。
つまり、起業が目的ではなかったのです。
(この場合、どの時点をもって起業とするか、というのも問題になりますが)
話を戻すと、起業というのは所詮手段です。
「起業したいから起業する」
それで、起業して一体なにをするのでしょうか?
そこを考えていない人って、案外多いようです。
「今やりたいことがあるから、起業する」
それはまあわかります。
でも、それって今働いている会社ではできないのでしょうか?
また、趣味じゃだめなんでしょうか?
「時間とお金の自由が欲しい」
実際起業した人に聞いてみたらいいと思います。
起業したからって自由が手に入ると思ったら大間違いです。
時間の自由どころか、仕事とプライベートをわけることすらできず、
24時間365日営業中、みたいな人も少なくありません。
お金の自由っていったって、そもそもそのビジネスが上手くいかなければ、
そんな風には絶対にならないのです。
僕は、起業を勧めません。
会社員でいる方が、確かに安全です。
それでも、起業しなければ、どうしてもできないことを、
起業して成し遂げたい、という方、
ぜひ、応援させてください。