僕は、コーチングをする中で、とても大事に思っていることがあります。
それは、
「クライアントさんが思い描いた未来は、達成されなければ『もともとなかったこと』になってしまう。
だから、必ずその未来を達成させる」
ということです。
イメージの力は偉大です。
人間と動物は、同じところもあり違うところもありますが、
違うところの一つが「イメージできること」です。
たぶん。
たぶんというのは、動物がイメージの力を持っているかどうかは、
動物になってみないとわからないから、なのですが。
おそらく、人間だけが人間の言うところのイメージの能力を持っている、
と僕は考えています。
それが正しいかどうかとか、そういうことは僕にとってはどうでもいいので、
「中野さん、それは違うよ」
という人がいるのも全然OKです。
それこそ、イメージの力の存在を認めることになるからです。
存在するかどうかわからないものについて考えるとき、
イメージする、空想する、推論することでした、
考えようがないときがあります。
存在するかどうかわからないものについて考えるのに、
他にどんな方法があるのでしょうか。
そして、そのやり方こそが、
人間の持つ文化を文化たらしめてきたと、僕は考えています。
そして、その文化の歴史こそが人間の進化の歴史であって、
つまり人はイメージの力でもって、ここまで文化を進化させてきました。
クライアントさんが何かをイメージし、
そうなりたいと目標にかかげる。
それがこころから達成したいと思うものならば、
それを達成させるのが僕の仕事です。
なぜなら、それが達成しなかったら、
その未来はなかったことになってしまうから。