よく使われる言葉で、
「◯◯しちゃうんですよねー」
とか
「◯◯って言われちゃうんですよねー」
とか
「◯◯になっちゃうんですよねー」
とかって言葉、ありますよね。
僕も言ったことあるし、
誰しも言ったことのある言葉だと思います。
この言葉が使われている時って、どういう心境でしょう?
「しちゃう」とか「なっちゃう」とかって言葉って、
「してしまう」とか「なってしまう」という言葉を崩した感じの言葉ですが、
この言葉って、
「なんとなく責任の所在は自分にはありません」
って言っているように感じませんか?
もっと言うと、
「◯◯しちゃう」「◯◯って言われちゃう」「◯◯になっちゃう」
に続く言葉って、
「だから、しょうがない」
になりませんか?
「だからしょうがない」って言っていなくても、
きっと「ちゃう」って言葉を使う時って、そういう気持ちが多い時だと思うんです。
そして、言葉って面白くて、
自分が意識してそういう風に思っていなくても、
つまり、「◯◯しちゃう」って言葉を「使っちゃう」だけでも、
だんだん、思考までそっちの方に寄って行ってしまうんですよね。
それはなんでかって言ったら、結局思考って脳の中で「言葉」で行っているからなんですよね。
自分が日頃使い続けている言葉の影響を、思考はどんどん受けるんです。
だから、
「自分に責任はないです」というメッセージを放ち続ける「ちゃう」に気付いたら、
魔法の言葉、
「ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」
って唱えて、「ちゃう」を使わないようにする。
そして、他の言葉に置き換えてみてください。
言葉を置き換えるだけで、まるで気分が変わってしまう方がたくさんいるので、
面白いですよ。