昨日、ちゃうちゃうちゃうんちゃう?という記事を書いたときに、
「責任の所在」
という言葉を使いました。
これについて、もう一度きちんと説明をしたほうがいいと思って、
今この記事を書いています。
「◯◯しちゃう」
という言葉には
「だからしょうがない」
という言葉が付いてくる。
だから、
「それは自分の責任ではない」(と言いたい)
のが
「◯◯しちゃう」
という言葉の正体だと僕は思っています。
それでは、その場合の責任って一体なんなのかというと、
僕は責任というのは
「コントロールできる範囲」のことだと思っています。
例えば課長は部長より責任が大きいです。
なぜなら、責任の範囲が広いからです。
そして、それだけの決裁権限を持っています。
つまり、コントロールできる範囲が広いことを意味します。
責任は英語でresponsibilityと言います。
これはresponseとabilityでできている言葉だと言われています。
responseは反応、abilityは能力です。
つまり、責任というのは、
「反応を選択できる能力」のことを指します。
「◯◯しちゃう」
「だからしょうがない」
の後には、
「だからこうなっちゃった」
というような意味合いの言葉が続きます。
「だからこうなっちゃった」
というのは、
「勝手にこうなっちゃった」ということで、
つまり「自分には反応を選択できません、自分にはコントロールできません」
という意味です。
だから、
「◯◯しちゃう」
という表現は、
「責任の所在には自分にはない」
と感じさせてしまう力があるのです。
言葉の置き換えを積極的に使っていきましょう。