本来、人って目標を持ちたくない生き物なんじゃないかと思っています。
だって、目標を持つと、その目標に向かって自分を変えていかなきゃいけません。
でも、
そもそも人間には「変わりたくない」という本能が根付いています。
なぜなら、
人間だけでなく、動物の第一の本能は、
「死にたくない」
だからです。
昨日、生きていたから、今日も同じことをしていれば生きていけると本能は思います。
だから、今までと違うことをしようとすると脳が「エラー」を出します。
今までと違うことをしようとすると、ちょっと不安になったり、心がモヤモヤしたりすることがあるのはそのためです。
それは人間の中にある、動物としての当たり前の本能です。
しかし、目標を立て、その目標を達成するためには、
自分を変えていかなければいけません。
そこにまず第一の壁があります。
自分の目標達成や夢を
「応援してくれる人」の声と
「やめたほうがいいよという人」の声だと、
後者のほうが気になるのもそのためです。
「やめたほうがいいよ」という言葉を、
あなたの本能が「ごもっとも」
と思っているからです。
これは本能の働きとしては正しいのです。
ただ、本能に従って生きているだけではただの動物と変わりません。
(それが悪いなんて言うつもりは全くありません)
人間は動物と違い想像力を持ちました。
だから、今と同じまま生きていくことに対して「不安」を抱きます。
人間は、
動物としての本能で「今までと同じように行きたい」と願い
人間としての想像力で「このまま同じように生きていたくない」と願うのです。
そして、後者の想像力を駆使して大きな進歩を遂げてきました。
あなたがもし、大きな目標に向かって生きていくのならば、
「やめたほうがいいよ」という人の声が気になる時もあると思います。
それは、ドリームキラーです。
「ドリームキラーは気にするな」
なんて言葉はよく聞きますが、
なぜドリームキラーがあわられるのか、なぜ邪魔するのか、
その理由がわからなければ、気になってしょうがないままです。
でも、今日あなたはその理由を知りました。
ドリームキラーは、ぶっ飛ばせばいいのです。
「そっか。でも、やるよ」
それだけです。