あなたは高血圧ですか?
実際に計測した血圧はどれくらいだったでしょうか?
上の血圧が130を越えると高血圧と言われます。
(実際には正常高値血圧とか軽症高血圧とか、いろんな段階があります)
では、この血圧の正常値の根拠ってなんなのかっていうと、
実は根拠はないそうです。
血圧は心臓から全身に血液を送る時の圧力です。
つまり、体が大きいと血圧は高くなるのが当たり前です。
例えばキリンは血圧が300以上あります。
そうじゃないと脳まで血液が届かないからです。
脳は心臓より上なので。
つまり、
血圧が高くなるということは、
そうしないと脳まで血液が届かなくなっている、
ということです。
血圧が高くなるということは、
その必要がある、ということなんですね。
降圧剤と呼ばれる薬は血圧を下げますが、
そうすると脳まで届く血液の量がへります。
高血圧の薬を飲む人のアルツハイマー発症率って高いそうです。
何が言いたいのかというと、
あるものの部分だけを見ていると、問題は解消されない、ということです。
コーチングも同じ。
クライアントさんの問題を問題だと思うことが問題です。
クライアントさんが問題だと思う事象が発生しているということは、
その問題と思われるものが発生した原因が他にあるか、
もしくはそもそも問題でないものをクライアントさんがそう思い込んでいるか。
人は、病名がつくと安心するそうですよ。
ちなみにその人の体にとって本当に正常な血圧は、
身長をミリに直した数字を水銀の比重13.6で割った数字だそうです。
もともと水銀計で測っていた数字なので、それが基準になります。