先日、ある保険屋さんから相談を受けました。
その相談の内容は、
「自分は、今日どうしても人として許せないお客さんがいて、そのお客さんに対して『もういいです』という気持ちになって、
解約をさせてしまいました。自分は正しいことをしたと思っていますが、会社としては正しくないと思います。
これはどう考えたらいいんでしょう?」
というものでした。
この方の場合は、
「自分は正しいことをしたと思っている」ともうすでに答えを出していますので、
そう思うのならそれに従ったらいいと思うのですが、
でもそう単純なものでもないと思っているんだろうなと感じたので、
僕はこう伝えてみました。
「良いバーは、お客さんを選びます。
ドレスコードがあったり、騒いだりよっぱらたりするお客さんを断ったり。
それは、自分の店と、その店を大事にしてくれるお客さんを守る為ですよね。
お客さんを選ぶことが、いったい誰のためだったのか。
それがきちんとしていれば、選んでいいんじゃないでしょうか?」
と。
今その保険屋さんは大活躍しています。
嬉しいですね。