今日はちょっとえげつないタイトルにしてみました(笑)
と言っても、
別に下ネタの話じゃなくて、
OATHの法則、というものがあります。
マーケティング?の言葉なのですが、
自分の商品に対して、どこをターゲットにしていくか、という話です。
顧客の意識のレベルです。
例えばハゲに聞く薬があるとして、
それに対する悩みの深さがありますよね。
OはObliviousです。つまり無知。自分がハゲていると気づいていない。
AはApatheticです。無関心。ハゲているとわかっているけどなんとも思っていない。
TはThinkingです。考えている、悩んでいる。ハゲてるなー、どうしよう、という状態。
HはHurtingです。もはや、痛いくらい悩んでいる。もう絶対やだ!ハゲてるのやだ!なんとかしたい!
という状態です。
で、何か売るならTとかHの人をターゲットにしましょうねっていうのがセオリー。
OとかAとかをターゲットにすると、売る前に啓蒙が必要だから大変なんですね。
で、タイトルの話。
あるサービスを販売しようとしているんだけど、
だけど、このOATHの法則がどうしても理解できないクライアントさんがいたんです。
「Hの人に販売することを考えていきましょうね」(特にニッチビジネスだったので)
「でも、そのHがどういう人なのか、どんな風な感覚を持っている人なのかわからないんです」
こんなやり取りが続きました。
さんざんこんなやり取りが続いたあと、
「OATHのHに対して、どう捉えればいいのか。どんな視点を持てばいいのか。どんなアプローチをすればいいのか。わからなくて困っていませんか?」
「はい、その通りです!教えてください!」
「今のやつです」
「は?」
「今、あなたHです。困ってるんです。悩んでるんです。今すぐ解決したいんです」
「・・・。なるほど!」
つまり、
「あなたHなんじゃないんですか?」
ということです(笑)