本当に、今朝の話。
昨日、都民大会の港区予選会があった。
去年は1位通過して、都民大会にも出場させてもらった。
けど、昨日は3位で通過できず。
去年と比べて参加メンバーのレベルが格段に上がったので、
結果自体には納得してる。
だけど、
自分のプレー内容にどうしても納得できなかった。
普段得意としているプレーが全くできない。
相手にそれを封じられてる、とかではなく、
明らかに自分の動きがおかしい。
普段得意としているパターンの決め球が、
誇張抜きで9割がたオーバーミス。
募るイライラ。
自分に冷静になれと言い聞かせるも、
普段得意な動きだからこそ、無意識に流れでそのプレーが出てしまう。
それがまたオーバーミス。
どうにかしてその日にできる違うプレーでなんとかしようとして、
またそれが固くなって相手に先手を取られて攻め込まれる。
それならばこちらから攻めなくてはと、
またオーバーミス。
朝から4試合だったが、
4試合全てがそういう感じ。
繰り返すが、
対戦相手が強かったので、勝ち負けはやむなしと思っている。
だけど、
自分のプレーの不甲斐なさにどうしても納得がいかない。
ここ数年で、最も悪いプレーの一日だった。
僕は、普段試合に負けても落ち込むことはあまりない。
全力で戦った後なら、
たとえ負けても相手を称えて笑顔で握手できるし、
負けた試合も楽しかったと心から思える。
でも、昨日は笑顔で握手はできたし、もちろん相手を称えていたけど、
楽しい試合だったとは到底思えなかった。
それゆえに、へこんだ。
チームメイトもいたから、
朝の時点では試合後一緒に飲みに行こうかなと思っていたけど、
誘う気にすらなれなかった。
ここ最近は、自分をかなり追い込む練習メニューでがんばってきた。
だからこそ、それが発揮されるどころか、最悪なプレーをしていた自分に落ち込んだ。
家に帰って、奥さんに予選通過できなかったことを報告し、息子を抱きしめた。
奥さんが「ビールでも飲む?」と言ってくれたので、
息子のストローマグと乾杯してビールを飲んだ。
そして、遅めの昼寝をした。
目が覚めても、まだ悔しさ、後味の悪さは残っていた。
息子はすでに晩御飯を食べ始めていて、
食べ終わったら寝室で眠る頃だ。
僕はひとまずお風呂に入ることにした。
普段、お風呂ではスマホで漫画を読んだり調べ物をしたりしている。
すると奥さんからスマホにLINE。
「ピザ頼んでおいたからね」
と。
もう何も考えずに食べたり飲んだりできるように考えてくれたのだ。
息子の寝つきが悪く、寝かしつけに苦戦していたようで、
僕が風呂から出ても息子は寝室を出たり入ったりしていた。
そのうちピザが届いたが、息子はまだ寝ていなかった。
僕はぼーっとしながら息子が寝付くのを待っていた。
下手に寝室に行くと、起こしてしまうから。
ピザが届いてから20分くらいして、
奥さんが寝室から出てきた。
二人でYouTubeを見ながら、
ピザを食べ、ビールやウイスキーを飲んだ。
なんとなく気も紛れてきて、
眠たくもなってきたので、アップルウォッチで目覚ましをかけて眠った。
翌朝、7時にアップルウォッチの目覚ましで目覚めた。
それが今朝だ。
なぜアップルウォッチを目覚ましにしているのかというと、
僕の方が起きるのが早かった場合に、息子や奥さんを起こしてしまわないようにだ。
とはいっても、息子は普段目が覚めるのが早く、
5時台からおきて、奥さんも起こして、リビングで遊び始めたりすることもある。
それが今朝は、
僕の目覚ましが左腕で振動して僕が目を覚ましても、
息子も奥さんも寝息を立てていた。
それなら、早めに寝室から出て、
家のことやら仕事やらを始めてしまおうかと思ったのだけど、
僕がベッドから出る前に息子がもぞもぞし始めた。
こうなると、
息子ができるだけ長く寝てくれていた方が、奥さんも休んでいられるので、
やはりベッドから出ずに、息子の睡眠時間を長引かせる作戦に出た。
布団にもぐり、スマホで漫画を読み始める。
だが、その作戦は功を奏すことはなく、
息子は楽しそうに起き上がり、奥さんを起こして、
一緒に寝室を出て行った。
僕はカーテンを開けて、寝室に新しい空気を入れた。
まだ悔しい気持ちは残っていたけど、
息子を起こすまいと考えていたほんの短い時間が、
その悔しさをかなり薄めてくれていたことに気がついた。
また練習すればいいんだ。
そう思えた。