【え】エッセイの話

あいうえッセイ。

あ、い、う、ときて、次は当然ながら「え」です。

これが「にょ」とかだったらもう大騒ぎです。

 

あいうえお順でエッセイを書いていく、というのだけがルールなのですが「え」まできてあることに気づきました。

それは、

「僕は、そもそもエッセイってなんのことなのか、その定義がわからないままこれを書いている」

ということ。

 

エッセイってなんなんだろう。

と思って、ちょっと調べちゃいました。

 

すると、随筆や随想のことをエッセイと呼ぶそうです。

もう少し紐解くと、自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文、のことだそうで。

 

じゃあ、散文は?

定型や韻律を持たない普通の文章のことだそうで。

 

それってどういうこと?と思ったら、5・7・5みたいな型がない文章は小説でも評論でもなんでも散文とのこと。

 

まあ、じゃあ僕が書いてるのは間違いなく散文ですね。

 

これ散文
型がなければ
かたなしよ

 

散文について調べていたら「散文的な人生」という言葉があることを知りました。

どういう意味なのかなと思ったら「なんら人間味もない殺風景な人生」のことだって。

 

えー、ちょっと待ってよ、と思いましたね。

散文の反対を韻文っていって、それこそ5・7・5みたいな定型がある文章のことなのですが、

じゃあ韻文的な人生って、人間味があって彩り豊かな人生ってこと?

 

なんだか僕は、韻文的な人生って言われたら、

型にはまった生き方のことをイメージしてしまうなぁ。

じゃあその反対の散文的な人生って言われたら、

型にはまらない生き方って感じがする。

 

まあ、目頭釣り上げて考えるようなことでもないのかもしれないけど、

きっとこういう言葉が生まれた背景には、散文より韻文の方が偉い、みたいな認識があったんでしょうね。

 

さて、なんの話だっけ。そう、エッセイ。

エッセイというのは気軽に自分の意見を書いた散文のことで。

まー、僕の文章は立派なエッセイになってますね。

 

型なんてないし、自由に思ったことを書いてるわけですから。

心に移りゆくよしなしことをそこはかとなく書きつくればあやしゅうこそものぐるおしけれなわけです。

 

あれ、むかーし学校で教わったフレーズをなんとなく思い出して書いたんだけど、

徒然草ってエッセイなんじゃない?

これ、もしかして世紀の大発見なんじゃない?

 

そんなことを思い慌てふためいてgoogleで「徒然草 エッセイ」と検索したら、

真っ先に飛び込んできたのが「徒然草エッセイ大賞」。

 

鎌倉末期の著名なエッセイ集「徒然草」のように、みんなでエッセイを書こう、という企画だそうで。

 

徒然草がエッセイだというのは公然の事実でした。残念。

 

となると、もっと古いエッセイって日本にあるのかな、なんてことが気になってくるわけで、調べてみました。

すると、なんと清少納言の枕草子だそうで。

 

春はあけぼの、ってやつですね。

 

枕草子って、

春はあけぼのからはじまって、最後冬の何かが白き灰がちになって「わろし」と締めくくられてるところまでしか知らないな。

どんなエッセイなんだろう。

 

もう調べちゃえ(笑)

 

だめだ。

 

Wikipediaに書いてある内容が難しすぎてなんだか分かりませんでした(笑)

 

こういう時は「あらすじ」です。

 

そもそもエッセイにあらすじなんてあり得っこないと思ったけど「枕草子 あらすじ」と検索してみました。

そうすると、僕みたいなものぐさな人向けに、ちゃんとそういう記事を書いてくれている人がいるんですよね。

 

『枕草子』は、全体で300ほどの章段で構成されており、一つ一つの段は、自然や四季、文化などの特定のテーマについて並べ記したもの、宮中で起きた出来事を日記のように記したもの、人間関係についての考察を記したものなどが、端的な言葉でまとめられている。

 

そうそう、こういうのを知りたかったんですよ(笑)

 

ちなみに、日本三大随筆の一つだそうで。

あと二つは?やっぱり徒然草、と、あいうえッセイ?

 

で、また調べました(笑)

「枕草子」(清少納言)
「徒然草」(吉田兼好)
「方丈記」(鴨長明)

あーーー、かものちょーめーのほーじょーきって聞いたことあるぞ。

だけど、枕草子や徒然草と違って、記憶に一フレーズも残ってない(苦笑)

 

でも、すごいよなぁ。

自由に書いた散文で、日本三大随筆、なんて言われて、何百年も受け継がれている。

これってちっとも、散文的じゃないと思うんだよな。

 

あー、今日も散らかった文章をよく書きました。

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