前回はですね、
「最近僕の文章のキレが悪い」
っていう話をしました。
そして、それはなぜなのかというと、
「ターゲットがきちんと決まってないから」
だっていう話をしましたよね。
人には、
「まずきちんとターゲットを決めましょう」
なんてことを言っていたのに、
自分自身のことになると忘れちゃったりするわけです（笑）
「人にしたい忠告はまず自分に」
とはよく言ったものですね。
でも、
僕を含め、最初はみんなターゲットを決めて発信を始めると思うんですよ。
僕も、
「スキルを身につけるべく学んだけど、それをビジネス化できていない」
「資格を取ったけど、収入につながっていない」
「低単価な商品しか販売できない」
「人の役に立って喜ばれて豊かになりたいけど、売り込むことに抵抗がある」
「SNSで大量投稿して集客するのが苦手」
もともとはこういった方に向けて情報発信をしていたわけです。
そして、そういう方達に僕が発信している情報が届くようになって、
ビジネスとして回るようになっていって、
ありがたいことに会社としても10年目を迎えることができているわけなのですが、、、
でもそうすると、
元々「こういう人に届けたい」と思っていた方達の周辺の方達も集まってきてくれるようになってきて、
だんだんと対象が広がっていってしまうんですよね。
なんというか、
元々はダーツの真ん中を狙っていたのに、
気がついたらダーツの的そのものをぼんやりと狙ってるような状態になってる感じ。
よく言えば、
「みんなの期待に応えたい」
というような気持ち。
悪く言えば、
「みんなに嫌われないように」
みたいな感じ。
これ、ビジネスをある程度続けてくると、
みんな陥る症状だと思うんですよね。
だって、今僕そうなってますもん（笑）
こういう文章を書きながら、
「いや、でもこれからビジネスを始める人にはよく分からない話かもしれない」
「そもそもビジネスっていうより副業レベルで始めたい人には響かないかもな」
みたいなことが頭をよぎってるんですよね。
当初の僕からしたら、
「これからビジネスを始めるにしても、この程度の話を理解しようとしない人は対象じゃない」
「副業だろうがなんだろうがビジネスはビジネスなんだから真剣に向き合う人とだけ向き合いたい」
って思ってたわけです。
でも、
だんだんとぼんやりしてくるんですよね。
これってつまり、
「ポリシーがぼやけてきてる」
っていうことなんですよね。
この場合のポリシーってどういうことかというと、
平たく言えば、
「どういう人の役に立ち、どういう人には嫌われるのか」
をきちんと決めるってことなんですよね。
「えー？嫌われないといけないんですか？」
って思われるかもしれませんが、
「こういう人と向き合う」
って決めるってことは、
「こういう人とは向き合わない」
っていうことなんで、つまりそういうことですよね。
振り返ってみると僕には、
「貢献型webマーケティングコーチ」
という肩書きを名乗っていた頃があるのですが、
これが意味するところって、
「人の役に立つことで喜ばれてお金を稼げる人になりましょう」
っていうごくごく当たり前のことだったんですよね。
というのも、
当時の個人起業業界って
「自分自身が目立ってなんぼ」
「私みたいな生活に憧れるならば、私にお金払いなさい」
みたいなことをやってる世界だったので、
そういうものに対するアンチテーゼがあったわけです。
「そもそもビジネスの主役って自分じゃなくてお客さんだろーがよ」
っていう。
でも、
そういう肩書きを名乗るのをやめて、
ビジネスの自動化っていうことを中心に置くようになって、
どうも自分自身のそういうポリシーっていうのが、
自分の中でもボヤけちゃってる感じがあったんですよね。
なので、今一度はっきりさせたいと思います。
シンプルに。
「人の役に立つということに興味がなければメルマガを解除してください」
だって、
「人の役に立つということに興味がない人」
という人の役には立てないんですもん。僕自身が。
ビジネスの大原則。
「自分が救える人だけを救うことだけを考える」
つまり、
そういう人とだけ向き合う、
そうじゃない人とは向き合わない、
ということです。
うんうん。
なんだか首の後ろのあたりがすっきりしてきた感じがします。
ポリシーが明確になってきて、
シャキッとしてきたということだと思います。
禊みたいな感じですかね。
「誰と向き合うのか」
「誰とは向き合わないのか」
「どういう人には嫌われてもいいのか」
しっかり決めるといいですよ。
それだけで売れるようになります。
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