このところ、相談会などでコンセプトメイキングについて話をすることが多いです。
なので今日は、
売れるコンセプトを作るための必須条件、
のお話をしてみようと思います。
「ビジネスするならコンセプトが大事」
っていうのは、誰でも知ってますよね?
これを踏み外したら売れるものも売れなくなります。
だけど、コンセプトってただとにかく作ればいいってものじゃなくて、
これもあるところを踏み外してると全然売れないコンセプトになっちゃうんですよね。
じゃあコンセプトメイキングをする時に踏み外してはいけないポイントってなんなのかと言うと、
実はそれは「ライバルリサーチ」なんです。
要するに、
「その業界、その市場で、どういう人が売れてるか」
っていうことなんですよね。
例えば「月100万円稼ぎたい」っていうのであれば、
まず「参入する市場」を間違えてはいけない、
っていうのは当たり前なのですが、
参入する市場があってても、
その市場の中でどんな人が売れてるのか、
っていうことがわからないと、
「じゃあ自分は何をしたら売れるのか」
っていうのがわからないんですよね。
これって、転校生みたいなもんだと思うんです。
自分が転校してきた時、
教室の中にはある程度文化みたいのができてますよね?
その文化みたいなものを先に知ろうとせずに、
転校初日から好き放題やってたら、
友だちだってなかなかできないわけです。
ビジネス的にいうと、
「友だちできない」=「売れない」
なわけで。
なんか、書きながら「このたとえで合ってるのか?」とか思っているのですが(笑)
ともかく、
「どういうことをしている人が売れてるのか」
ということがわかれば、
「お客さんが何を求めているのか」
も分かるわけです。
お客さんが何を求めているのかが分かれば、
それを打ち出していけば自ずと売れるようになります。
お客さんが何を求めているのかがわからなかったら、
何を打ち出していけば売れるのかがわかりません。
飲食店で言えば、
「何も注文してくれないお客さんに、あてずっぽうで料理を出す」
ようなものです(笑)
ビジネスの場合、
お客さんが何を欲しがっているのかは、
ライバルを見ればちゃんとわかります。
売れないコンセプトを作ってしまう人というのは、
とにかくライバルリサーチが甘かったり、軽視していたりします。
僕のコミュニティーで結果を出している方達も、
やっぱりライバルリサーチをきちんとやってきた人たちです。
ぜひライバルリサーチをしっかりやるようにしてくださいね!
ビジネスにおいては、
「自分を知ること」
の100倍以上、
「お客さんを知ること」と「ライバルを知ること」
が大事です。