みんな集客を勘違いしてる

改めまして、
先日はたくさんの方に「集客のお悩みアンケート」にご協力いただきありがとうございました。

ものすごくたくさんの方にアンケートにご協力いただきましたので、
内容を全部確認するのに結構時間がかかりました。

全て、ありがたく読ませていただきました。

その結果なのですが、
結構たくさんの方が「集客の基本」の部分の理解がまだまだ足りていないんだな、
ということがわかりました。

なので、今日はそのお話をしていこうと思います。

まず、そもそも集客とはなんなのか、というところです。

結構たくさんの方が勘違いしているのが、

・twitterでいいねやフォロワーを集める
・インスタでいいねやフォロワーを集める
・facebookで友だちをたくさん増やしたり投稿したりする
・ブログにたくさん記事を書く

こういうことを「集客」だと思っているということです。

結果的にそれらが集客につながることはあるかもしれませんが、
それら自体が集客というわけではありません。

ここを理解しないで、
闇雲にSNSやブログを頑張っても、
まず結果が出ることはありません。

では集客とはなんなのか。

それを知るためには、まずビジネスの全体像を知る必要があります。

ビジネスの全体像。

それは、

集客→教育→販売

という流れです。

これはどんなビジネスでも同じです。

わかりやすい例で言えば実演販売です。
(最近あんまり見かけないですけどね、笑)

大きな百貨店などに行くと、
そこにブースを出している実現販売士さんがいたりします。

「よってらっしゃいみてらっしゃい!」
なんてことをやってるわけですね。

そうすると、
「お、なんかやってるぞ?なんだろう?」
って、人が集まってくるわけですね。

これが「集客」です。

例えばその実演販売士さんが、よく落ちる家庭用洗剤を売りたいとします。

では、
「よってらっしゃいみてらっしゃい!」
と集まったお客さんに、何も説明することなく、
「今日はこの洗剤2本で3000円!安いよ!買っていきな!」
と言って売れるでしょうか?

まず売れません。

なぜなら、
どんな特徴のあるどんな洗剤なのか、
自分にそれが必要なのか、
そういうことがわからないから、欲しいと思えないからです。

だから、
実演販売士さんは、欲しいと思ってもらえるように実演します。

「お子さんがいると大変ですよね。床にクレヨンなんかでいたずらしちゃって。
 クレヨンは油性だから一度やられたらなかなか落ちない。
 でもこのプレミアムクリーンなら、シュッと一拭きして、
 固く絞った雑巾で軽ーくさっと拭いたらほら!
 これ!みてみてみて!きれーに落ちちゃう!
 どんな汚れもこれ一本!しかも床材を痛めることなし!
 薄めて使えるから経済的なこのプレミアムクリーン、
 本当は1本3000円なんだけど、高いと思いました?
 でもこれ、普通に使ったら2年持つんですよ。
 1ヶ月125円でお家の汚れが全部落ちちゃう!
 しかも今日なら、今だけ、2本で3000円!
 早いもん勝ちだからね!」

なんて言われたら、
「あら、面白そう、お得だし、買ってみようかしら」
なんてなったりするわけです。

この、
「特に欲しいと思っていなかったところから、必要だ、欲しい、と思ってもらう」
というところ。

これを「教育」と言います。

この教育がしっかりできればできるほど、
お客さんは「今すぐ欲しい!」と思ってくれるので、
「販売」は非常に楽になります。

購入方法を伝えたり、軽く背中を押すだけで「販売」ができるようになります。

この、
「集客」→「教育」→「販売」
という流れは、コンビニだって同じです。

お店であれば、そのお店にお客さんが来たら「集客」ですね。

コンビニに入ると、いろんな商品が魅力的なデザインのパッケージに入って、
綺麗に陳列されていますよね?

思わず手に取りたくなるように全て計算されています。
だから、買い物する予定がなかったものまでカゴに入れちゃったりします。
これが「教育」です。

欲しいと思ってなかったところっから、欲しいと思ってもらっていますよね。

そして自分でレジに持っていくと、店員さんがぴっぴっぴっ。
これで「販売」ですね。

どんなビジネスも、
「集客」→「教育」→「販売」
という流れでできてるのがわかりますよね?

さて、では考えてみてください。

都心のオフィス街にあるコンビニと、
田舎のキャンプ場の近くにあるコンビニでは、
品揃えは同じでしょうか?

当然違いますよね。

なぜ違うのでしょうか?

ニーズ(需要)が違うからです。

なぜニーズが違うのかというと、
客層が違うからです。

都心のオフィス街の客層は、そこで働いている人たちですよね?
キャンプ場の近くの客層は、まさにキャンプに行く人たちです。

都心のオフィス街のコンビニで、
キャンプの火おこし用の着火剤とか炭とかを売って、
売れると思いますか?

まず売れないですよね(笑)

「そんなのあたりまえじゃん、もっと集客についてちゃんと教えてよ」
と思われているかもしれません。

が、
ここを理解していない人がものすごく多いんです。

例えば、
twitterにいるのはどういう客層ですか?
インスタにいるのはどういう客層ですか?
facebookにいるのはどういう客層ですか?
そのブログにその検索キーワードで辿り着くのはどういう客層ですか?

多くの方が、
集客の大前提として、
「お客さんを集める」
だと思っています。

でも、違うんです。

正確には、
「見込み客が集まっているところに出向く」
が正解なんです。

じゃあ、
「今あなたが頑張って投稿してるその媒体には、そもそもどんな人が集まってますか?」
「その人たちって、どんな需要を持ってますか?」
っていうことなんですよね。

それが分かってないと、
都心のオフィス街のコンビニで着火剤を売るような状態になってしまうわけです。

いいねやフォロワー数が増える、なんていうのはそもそも全く本質から離れた話です。

さらに言うならば、
集客というのは「教育」を前提に行われる必要があります。

つまり、
「ある程度連続して話を聞いてもらえる状態」
にする必要があるんですよね。

ということは、
これをインターネット上でやろうと思ったら、
「メルマガ」だったり「LINE」に登録をしてもらう必要があるんです。

なぜか。

いろんなSNSやブログを頑張ってたくさん文章を書いたとしても、
それを順序よく丁寧に全部読んでもらえることなんて、
よほどのファンでもない限りまずないからです。

「販売」に向けての流れを持った「教育」をする必要があるんです。
それは、SNSやブログじゃまず無理なんですよね。

ということはですよ。

そもそも、
「集客」=「教育が可能な状態にすること」
と考えると、
「集客」=「メルマガやLINEに登録してもらうこと」
になるんですよね。

いいねやフォロワーを増やす、という話とは全然違うのがわかると思います。

世の中には、
インスタのフォロワーが5万人だけど、
月の売り上げが5万円、みたいな人がいます。

逆に、
Twitterのフォロワーは300人だけど、
月の売り上げが100万円を超えてる、
みたいな人もいます。

あなたにとって、
どちらが理想的ですか?

ビジネスをするそもそもの目的って、
お客さんに商品やサービスをお届けして喜んでもらって、
そして売り上げや収入を増やしていくってことですよね?
(もしお客さんの喜びとかどうでもいいって思ったら、僕とは全く価値観が合わないので即刻メルマガの配信を解除してください)

だとしたら、
フォロワー数とか、いいねの数とか、
ほんとどうでもいいんですよね。

というか、
もっと言うと集客数すら少なくてもいいんですよ。

それはなぜなのか?
ってこの話の続き、興味ありますか?

 

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